「えり編」第1章 分岐点(上)
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私は,大学を卒業してこの会社に就職し,今年は2年目になる。
会社の人たちは,同僚も,先輩も,上司も,そして今年入社した後輩たちも,みんな優しく親切な
人たちだった。
上司は,私のことを「センスがある」と誉めてくれ,見込みがあると言っていろんなイロハを教え
てくれる。
先輩や同僚は,私の仕事をさりげなくカバーしてくれて,失敗しそうなときにも未然に防がれる
ように,各所に働きかけてくれていた。
宴会の席では,私が隣席に座ることを,誰もがとても喜んでくれる。私の方が,嬉しくなってしまう
くらいだった。
そして,時折私のことを「綺麗だね」と感心したように誉めてくれることも,女としてちょっぴり
嬉しかった。
毎日が楽しく充実していた。
このまま,ずっと続いて欲しいと思っていた。
でも,何かが・・・目に見えないモノから順に,少しずつ変わっていく。
一体,どこが分岐点だったのだろう。
でも,考えてみればこのときから,既に分岐点は過ぎていたのかもしれない。
私は,仕事で新しいプランを提出することになっていた。
2年目ということもあって,私にはまだ早いと思い,最初は断っていた仕事だった。
しかし,熱心に私を薦めてくれた部長や社長の期待を裏切ることができず,ついに1つの仕事を
任されることになったのだった。
仕事というものを,今まで局地的にだけこなしていた私にとって,これは大きな変化だった。
1つ1つは,そう大したことではないことでも,それを中心になって,総合的に考えて組み立てて
いくのは難しかった。
日程的には,まだまだ余裕はあるものの,なかなか計画を,自信を持って前に進めていくことが
できない現実・・・
私は,次第に追い詰められてきていた。
焦っていたのだと思う。
そんな,私の隙をついてきたのが部長だった。
「相談に乗ろう」
部長のその声に,わらにもすがる思いだった私は,何の疑いもなく甘えることにした。
「君に足りないものは,参考となるような良いモノを現地で直接見て,自信を持って計画を進めて
いけるものを選び出すことだな」
そして,早々に決まった現地視察。
その現地視察として,部長は十日間の出張をとりつけてくれた。
宿泊場所は,当地の一流ホテル。
仕事だというのに,私は少しうきうきした気分だった。
一人だったら,とてもそんな余裕はなかったかもしれないが,部長がついて来てくれて行動計画まで
立ててくれていたことが,私を少し開放的な気分にしていた。
第一日目の視察が終わり,広く明るい温泉に浸かる。
今日の成果は上々だった。
出会った人たちは,みんな親切で明るい笑顔を自分に向けてくれた。
・・中でも,あのオジさんったら・・・
くすりと笑いが込み上げてくる。
・・『こりゃ,驚いた! こんな美しくも麗しい女性の目に,うちの作品を認めてもらっただけで
なく,何と頼まれごとがあるとは! これは,もう全面的に協力させてもらうよ』・・・ですって・・
ふふふっ・・上手なんだから,もう・・・・
心地よい疲れと充実感が,湯船の中の私を快く癒していく。
最上階にある大浴場の窓から,オレンジ色に染まった夕暮れが見える。
私は,すっかりリラックスした気分に浸っていた。
湯の中に揺らめく,私の白い肢体が目に映る。
ふと,一カ月ほど前のことが,心に蘇ってくる。
それは,私が思いを寄せ,やっと最近つきあい始めることができた恋人とのことだった。
・・あの夜,私は,この身体を彼に抱いてもらったんだ・・
一度考え始めると,脳裏には,そのときのことが次々と浮かんでくる。
『綺麗だよ・・』
そう言われながらも,顔から火が出るかと思うほど恥ずかしかったことには,何も変わらなかった
あの夜の彼とのこと。
でも,彼の体温に抱かれ,受け入れたとき,私は,全身が震えるほどの喜びに包まれていたのだった。
・・・ふふふっ・・・彼ったら・・・
次第に,甘い気分が込み上げてくる。
・・翌日は,下着をつけて起きあがったところで再びベッドに引き込まれて・・・結局一日中,私の
ことを離してくれなかったっけ・・・
彼は,あのときの私をどう思ったろう。
・・最後には,私の方が夢中になってしまって・・・イヤらしい女だって,変に思っていないかな・・
まだ綺麗だって思ってくれているかな・・・抱いたから,もう飽きたなんて思っていないかな・・・
離れていると,馬鹿馬鹿しいと思いながらも,妙に不安が湧き起こってくる。
気がつくと,私は,湯にのぼせそうになっていた。
「今回のこの現地視察は,遊びじゃないから,とても贅沢は言えないんだけれど・・・彼と一緒
だったら・・・よかったな」
着替えの時,私は,自分の下着を手にとってそう考えていた。
食事は,部長の部屋に用意されていた。
畳の上のテーブルに,所狭しと並べられた新鮮な魚介中心の食事。
「今日は,こいつを開けよう。なかなか美味い酒なんだぞ」
「えぇ!? わざわざ用意してくださっていたんですか? ありがとうございます」
部長が用意してくれたお酒を,一番にいただく。
「うわぁ・・・本当に美味しいですよ,これ。それに,いい香り・・・」
どうだ,と言いたげな部長の顔に,私は素直に感謝した。
お酒も,食事も本当に最高だった。
ふと,気づくと,私の視界はうっすらとぼやけている。
・・あれ・・・私は・・何をしていたんだろう・・・
訳が分からず,私は,記憶をたぐり寄せようとする。
・・そうだ・・食事が終わって・・その後,お酒をいただきながら話をして・・・・
ぼんやりと,そんなことを考えていた私は,部長が隣に身体を密着させて座っているのに,しばら
く気がつくことができなかった。 部長は,浴衣の私の腰に手を回していた。
「え!?・・・・」
私は,まだ事実を事実として確認できないでいた。
「目が覚めたか。待ちくたびれるところだったよ。えり君の目を瞑った横顔が,あんまり綺麗でね,
もう少しで我慢できなくなるところだったよ・・・まあ,その間にいろいろと準備をさせてもらった
がね・・・」
私の肩に手を回し,体重をかけ,ゆっくりと押し倒していく。
「え!? 部長?・・・」
何が起きているのか分からない私は,ふわっとした柔らかなものの上に押し倒された。
いつの間にか,そこには布団が用意されていた。
部長の顔が迫り,温かなもので唇が塞がれたとき,私は訳が分からないなりに自分を取り戻した。
「い,いやっ! 部長っ! 何をするんですか!」
部長の唇から逃れ,覆い被さっている身体を何とか押しのけようと,私は藻掻いた。
でも,お酒が身体に回ってしまっているのか,その抵抗が上手くいかない。
必死に抵抗しているのに,力も入らない。
鋭く拒絶する声を出しているつもりなのに,身体が何だか思うように動かず,声にもまるで力が
入っていないことに,私は気がついた。
私の必死の抵抗を,部長はまるで子供扱いだった。
「ほらほら,そんなに暴れるな。せっかくの二人きりなんだ。楽しもうじゃないか」
私の両手首は,あっさりと部長に掴まれて,頭の上の方に固定されてしまう。
・・あぁ・・・どうして・・・
そんな私の目に,部長は余裕の笑みで返してくる。
両腕を押さえ込んで,部長は私の耳の側で,ゆっくりと囁く。
「仕事・・・上手くいきたいんじゃないのか。俺の力で,上手くいくようにしてやってもいいん
だぞ・・・」
不意に突きつけられた部長の言葉。
あまりのことに,私は言葉を失った。
絶句して,何も答えられない私に向かって部長は続ける。
「逆に言えば,俺の力がなければ,確実に失敗するな。分かりやすく言ってやろうか・・・例えば
な,今日行ったところも,これから回るところも,すべては俺とつながりの強いところだ。今日,
視察に行ってみて,どう思った? 思った以上に,好印象ですんなりと話が進んだとは思わなかっ
たかね?」
「そ,そんな・・・そんなことって・・・」
私は頭を振った。
「それならば,私は・・・私は,他のところを探して協力してもらいます!」
「それができればな・・・」
部長は,哀れむような目をした。
一瞬の遠い目。
しかし,すぐに焦点は私を捉え,見据える。
「ならば,やってみるか? この会社で部長を任されている,俺の力の及ばないところが果たして
どれだけあるかな? そして・・・俺は,君の上司だ。他からの取引は,すべて俺を通して行われ
る。決裁もな・・・」
それがどういうことなのか,2年目の私でもおおよそのことは想像がついた。
・・私は・・・自分の仕事を・・成功させたいだけなのに・・・
自分の案が成功するのかどうか,実際に試してみる前に,潰されてしまうことだけは避けたかった。
・・今まで頑張ってきたのに・・・諦めたくない・・・
私は唇を噛み締めた。
「しかし・・・俺が味方についたら,強いぞ。君の書類も完璧にして,根回しもしてやろう。俺はな
・・・君を買っているんだよ。ここまで,進んできたんだ。大人しくして,俺を味方にしていた方が,
賢明だとは思わないかな?」
どうなるのか,私がどう答えるのか,結果まですべて知っているような口ぶりだった。
「さあ,どうするね・・」
判断を迫ってくる。
「・・・・・」
私は・・・目を逸らした。
もう,抵抗することなどできなくなっていた。
ゆっくりと,身体から力が抜ける。
「いい子だ・・・」
部長がニヤリと笑った。
「えり君の唇は,甘くてとろけそうだよ。もう少し,味わうとしよう。今度は,そうだな・・・
えり君の,最高に甘そうな舌を吸わせてもらおうか・・」
再び覆い被さってきた部長の舌が,私の唇をなぞり出す。
私の唇の右端から,左にかけて・・・上唇・・・・そして,下唇・・・。
それから,部長の舌は,ゆっくりと唇の中に入ってくる。
・・あぁ・・いや・・・助けて・・・・
私は,目を瞑って耐えた。
ヌルヌルとした軟らかな舌先が,私の歯を舐め突つき,口を開けるように催促してくる。
恐る恐る口を開けると,滑り込んできた部長の舌が,私の舌に絡みつく。
・・あぁっ・・・
私は,全身を硬くした。
両手のこぶしを,ギュッと握りしめ,ひたすら耐えるしかなかった。
「もっとだ・・・舌を出すんだ」
命じ求められるまま,突きだした舌を,部長はくまなく舐め回す。
部長の唇に包み込まれ,舌全体が吸われる。
部長の舌は,やがて私の口の中の唾液までを舐め回し,すくい集めて吸い取ろうとする。
・・そんな・・ことまで・・・
すべてを貪り尽くすようなディープキス。
こんなに激しく求められるようなキスは,初めてだった。
私は,いつしか息を上げてしまっていた。
部長の唇が離れていっても,私は簡単には息を整えることができなかった。
・・どうして・・・こんな・・・
何かがおかしかった。
・・キスだけで・・・どうして,こんなになってしまうの・・・無理矢理なのに・・・
私は,自分の身体が浅ましく思えて哀しかった。
「ふふふふふっ・・・えり君は,どうやらキスに弱いようだな・・・もしかすると,キスをされ
ると,身体のスイッチが入ってしまうのかな? くくくくくっ・・・では,スイッチが入った
身体の,更に弱いところを調べてみようか・・・」
そう言うと,私の身体を,正面から軽々と抱きかかえて起こし,自分の太腿に座らせる。
部長の両太腿をまたがされて,浴衣の裾が乱れ,ショーツが見えてしまう。
「あっ・・」
正面から露わになった,素肌の太腿と白いショーツ。
とてもイヤらしい光景に思えた。
その一瞬の光景に,私は強い羞恥を感じ,両手で裾を押さえた。
ショーツを裾の中に何とか隠して視線を上げた私を,部長はニヤニヤとして見ていた。
「パンティを見られるのは,そんなに恥ずかしいか? くくくっ・・・いいじゃないか。えり君の
魅力的な姿なんだから・・・色っぽかったぞ,君のパンティ・・ふふふっ,他の男たちが涎を垂ら
しそうなほどにな・・・」
そんな言葉を聞かされるだけで十分恥ずかしかった。
・・いや・・いや・・・そんなこと・・言わないで・・・
顔から,火が出そうになる。
羞恥に俯く私をからかうように,楽しむように,部長は私を抱き寄せて囁く。
「しかし・・・だ。まだまだ,これからだよ・・・えり君の感じる弱いところを,これからたっぷり
探って上げよう。もっともっと,君には恥ずかしくなってもらうよ・・」
「あ・・・」
部長の両手が,私の浴衣の襟元にかかる。
その先がどうなるのか,知っていながら,私には抵抗することができない。
両手を,握りしめて耐える。
「・・っ・・・」
襟が開かれ,引き降ろされる。
スルスルと落ちた浴衣の後で,ブラジャー姿の胸元が部長の目に曝された。
「思った通りだ・・素晴らしいくらい綺麗な肌だよ」
私の身体は,部長の太い腕に抱き締められていた。
首筋に唇が押しつけられ,舌が這い回る。
「うぅっ・・・」
舌の感触に,ぞくっとした鋭いものを感じ,私は思わず身体を退こうとする。
しかし,抱っこをされるように部長の太腿の上に乗せられている私は,抱き締められてしまえば
動くことさえできなかった。
「ほぅ・・ここも,えり君の弱いところらしいな」
逃げられない私の首筋を,右から左に・・・左から右に・・・そして鎖骨近くまで,部長は,
舌をユラユラと動かして丹念に舐め回す。
「あ・・・あっ・・・・うんっ・・・」
首筋を舐められることに,私はあまり慣れていなかった。
彼にも,それを許したことはあまり無い。
それをされると,どうにかなりそうだったからだった。
一言で言うなら,感じすぎるからだったのかもしれない。
ゾクゾクッと,皮膚感覚を鋭く刺激されるようなその愛撫を受け続けると,私はとても落ち着か
ないような,耐えられないような気分になってしまう。
・・んんぅぅっ・・・じっと・・していられないっ・・・
それは,身体の疼きだったのに違いないと思う。
「えり君は首が,とても敏感なようだな・・・では,もっと弱いところを探って上げようか・・・
さて・・ここを舐められたら,どうなるかな・・・」
つぅっと首から乳房を滑り降りてきた舌が,ブラジャーの布を押し分けて内側に潜る。
「あ・・んうぅっ!・・・」
ブラジャーのカップの内側で,ズキンと鋭い刺激を感じて私は声を上げた。
そこに感じたもの・・・それは,今まで感じたこともないほどの興奮と・・・そして,『快感』
だった。
部長は,ブラジャーの中に口を突っ込み,私の乳首の周囲を舐め回す。
乳首の先に,チロチロと舌が当たるのが感じられる。
「ああぅぅっ・・・」
先ほどからの愛撫で,増幅され続けた身体の疼きは,もうどうしようもなかった。
・・いやっ・・いやっ・・こんなのっ・・だめっ・・・・・
部長の顔を両手で引き剥がそうとしても,背中にまで手を回して強く抱きしめられてしまって
いては,どうしようもなかった。
声を上げた私を,部長はニヤニヤと笑う。
「どうした? ただこれだけで,そんなに感じるのか? えり君というのは,見かけによらず,
ふしだらな身体をしているんじゃないのかね?」
私は,その言葉にカーッと顔が熱くなるのが分かった。
自分のイヤらしい身体が,とても恥ずかしかった。
思わず,強く否定してしまう。
「違います! そんなことありません!」
「そうかね? では続けさせてもらうよ・・・でも,その前に,これはもう取ってしまおう・・・
誰もが憧れてやまない,君の裸の胸を見せてもらうよ・・」
部長の手が伸び,ブラジャーが脱がされる。
カップから左右の乳房が零れ,とうとう露出させられた私の乳首。
・・あぁ・・・とうとう・・見られてしまった・・
そうショックになったのも束の間,部長の太い指が,すぐさま伸びてくる。
乳房が揉み回され,乳首が摘まれる。
「んっ・・・」
「ほぉ・・・なるほど。これが,えり君のオッパイか・・・丸くて・・いい形をしているよ。君の
オッパイは,間違いなく美乳だな。そして,この桜色の乳首・・。綺麗なふりをして男を誘う・・
敏感で,淫らな乳首だな・・」
私を言葉で責める部長の指に,熱がこもる。
私は,疼くような切ない快感に,ただ喘ぐ。
「そういう,イヤらしい乳首は・・・・たっぷりと苛めてやるのが一番だな」
そう言うと,部長は再び私の乳首を咥えた。
「あ,く・・・っ・・はあ・・・ぁ・んっ・・」
浴衣は腹部まで引き降ろされ,裸の上半身を部長の舌や手が這い回っている。
乳首を中心としながらも,そこだけに留まらない部長の愛撫は,肩・・腕・・腹部・・・背中と
上半身全体に広がっていく。
それとともに,じわじわとした快感の甘い疼きは,身体中へと広がっていく。
性急過ぎず,むしろ,女のミまりを狙って確実にツボを押さえていく愛撫。
肩も,腕も,手の甲も,背中も・・・特別,性感があるとも思っていなかった場所に部長の手が
触れると,驚くことにゾクゾクするほどの甘い快感が湧き起こってくる。
・・こんなのっ・・だめっ・・・・とても,対抗できない・・・・
喘がされる私は,自分よりも遙かに女の身体を知っている男の凄さを,存分に思い知らされていた。
スルスルと,浴衣の帯が解かれていく。
覚悟はしていながらも身体に震えがくる。
腹部まで引き降ろされた浴衣の内側を,背中の方から手が中に入っていく。
・・んんっ・・・あ・・いや・・・
やがて,ショーツの中に潜り込んだ手が,私のお尻を柔らかく揉み回す。
「はぁっ・・・」
今度は,乳首に軽く歯を感じ,私は胸と腰を同時にくねらせる。
身体が,また熱を上げていくのを感じる。
「はぁ・・はあっ・・ぅ・・んっ・・」
呼吸も荒く喘ぐ私は,部長の好きなように身体を弄ばれていた。
・・一体,どれだけ私を嬲りものにすれば,気がすむのだろう・・・
私の身体は,今までに経験がないほど熱を持ち,ミぶり,追い詰められていた。
既に,身体の芯はドロドロに熔けて,堪らないほどの疼きが胸に込み上げている。
左右の胸をチュッチュッと吸われ,抱かれたお尻をイヤらしく撫で回されている。
「ふふふ・・・えり君のお尻は,柔らかくて・・弾力があって・・スベスベした肌で,抜群の手触り
をしているぞ。一体何人の男どもが,えり君のこの尻に欲情したものだろうな。えり君は,この尻が,
どれだけ男心を誘っているのか分かっているのか? ん?」
イヤらしい言葉。
イヤらしい指先。
それなのに,ミぶりを感じている私の身体。
・・彼なんかじゃないのに・・・こんなことっ・・・
屈辱的だった。
浅ましいのは,私の身体。
早く,楽にして欲しかった。
力ずくで,さっさと犯してくれれば,もっと楽だったのに違いない。
長時間,私を自由にしながら,部長は私を犯すどころか,そこに触れてくることさえしない。
・・なぜ・・・
頭の片隅に引っかかっていた,おぼろげな疑問が,そのとき不意に解けた気がした。
・・部長は・・・・待っているんだ・・・
私の身体が,部長を求めたくて堪らなくなるその「時」を。
ついに犯されたとき,私の身体が,部長の身体を狂おしいほどの悦びに感じる「時」を。
そして・・・・私が,屈服して部長のモノとなる「時」を。
そこに思い至ったとき,私は負けを覚悟せざるを得なかった。
・・私は・・・勝てない・・・
浅ましい私の身体は,きっと部長に勝てない。
・・でも・・・
そう思う。
・・身体が,どんなに狂わされてしまっても,心までは屈服したりなんかしない・・
それは,私の誓いだった。
しかし,そのとき,私の心を見透かしたように部長の言葉が聞こえる。
「くくくくくっ・・・さすがのえり君も,我慢できなくなってきたんだろ。腰をくねらせて・・・
動いているじゃないか。そら・・・そろそろココが,堪らなくなっているんじゃないのか? え?」
部長の言葉が終わらないうち,私の腰に衝撃が走る。
いつの間にか,はだけてしまった浴衣の裾。
そこから覗くショーツの中央に,部長の手が覆い被さっている。
その奧で部長の指が,ジンジンと疼き,熱を持った私のアソコをしっかりと捉えていた。
「あ・・・っ・・・・」
とうとう・・・そこに触れてきた部長の手。
私の肌に,濡れて貼り付いたショーツ越しに指の圧力を感じる。
部長の指先は,私のアソコに走る浅い溝・・・・女性の窪みをとらえている。
・・触られている・・・恥ずかしい・・・・
私は,羞恥に顔を上げていられなかった。
指は,私の大切なところの形を確かめるように,何度も何度もその周辺をなぞり動く。
ただそれだけで・・・私のショーツはくちゅくちゅと音を立てた。
「ここが,えり君のアソコだな・・・。もう・・・すっかり,濡れているじゃないか。音まで立てて
・・・パンティがぐっしょりだ・・・どこから,濡れてくるのかな・・」
指先が,左右に振動するように動き,私のアソコを掻き分けようとする。
身体の中で一番感じるところを,焦らすように・・・ゆっくりと・・・。
そのソフトな動きが,かえって私の身体に火をつけていく。
・・あ・・んっ・・・いや・・ぁ・・っ・・
俯いたまま喘ぐ私の目に,部長の両太腿を挟んで広がった私の両脚が見える。
その中心で蠢くもの・・・。
それは,私のアソコを弄り回して動く,部長の大きな手と太い指だった。
5本の指に嬲られて,ショーツが皺を刻む。
可愛い感じがお気に入りだった,真っ白な小さなショーツだった。
・・あ・・ぁっ・・・イヤらしい・・・
その淫らな光景に,身体がカーッと熱くなる。
しかし,その淫らさに魅せられた私は,そこから目を離すことができなかった。
私のそこは,愛撫を受ければ受けるほど,熱いものを身体の奧から溢れさせてしまう。
私の浅ましさを,証明するかのように際限がなかった。
「分かるか? えり君の,イヤらしいものがどんどん溢れてきて・・・パンティは,外側までヌル
ヌルだ。綺麗な顔をして・・・本当はイヤらしいことをされるのが,大好きなんだな」
「そんなっ・・違いますっ・・・違いますっ・・・あ,あっ・・・」
「ごまかしたってダメだ・・・・ほら・・えり君のココに,直接聞いてやろう・・」
ショーツの横から,布をくぐった4本の指が入り込んできた。
くちゅっ・・・・
熱く潤んだそこが音を立てる。
彼以外に触れられたことがない,私の大切なところに,彼以外の指が侵入してこようとしている。
それなのに,私の身体には,震えるような快感が押し寄せてきていた。
「はあぁぅぅっ!」
・・指が・・指が・・・入ってくるっ・・・あぁっ・・シゲっ・・・
私は,彼の名を心に呼んだ。
それは,精一杯の私の良心だった。
「きゃあうぅっ!!」
部長の指が,突き上げてくる。
私の大切なところを犯している指は,太く,ごつごつとしていた。
その抵抗が私の入り口に当たると,ビリビリと痺れる快感が頭の先まで抜けていく。
「どうだい? パンティの横から,指を入れられてされるのは? イヤらしいだろ? えり君を
こんな風にして,可愛い喘ぎ声を聞きたいと常々思っていたものでね」
性感を高めるだけ高められていたそこは,奧まで突き上げてくる指の責めに,もはや絶頂の予感
までが込み上げてきている。
腰が勝手に,びくんびくんと痙攣する。
・・やあぁ・・っ・・・も,もうっ・・・イキそう・・・
「感じるだろ・・・気持ちいいだろ・・・えり君だって,立派な大人の女だ。こんな風にされたら
・・・君だって感じるよなあ」
尖った乳首が,また強く吸われる。
お尻全体が,撫で上げられる。
・・い・・やぁ・・・そんな風にされたらっ・・・もうっ・・
全身を包み込む快感の波が,あっという間に,私を高みに昇り詰めさせた。
・・シ,シゲっ・・・あぁっ・・ごめんなさいっ・・・
身体に込み上げる大きな痙攣。
私は,ぐったりと部長の肩に倒れた。
しかし,部長は,まだまだ私を放すつもりはないようだった。
「もうイッたのか? 夜は長いんだ・・・もっと,ゆっくり楽しもうじゃないかね・・」
「あっ・・んっ・・・」
ぼうっとなった私の目を見つめて,イヤらしく笑う部長。
部長の指が,私の中で敏感な部分に触れる。
「あ・・っ・・く・んぅっ・・・」
太い指先は,執拗にその周辺をなぞり,じわじわと刺激を与えてくる。
収まりかけた官能が,再び炎を上げようとしているのが分かる。
一度イッただけでは許さず,動き続ける部長の指。
余韻に浸る間もなく,私には次の波が押し寄せようとしていた。
「ぶ,部長っ・・待って・・・待ってくださいっ・・」
「待つって,一体何を待つんだね・・・。えり君だって,若くて健康な女の子だ。気持ちいいこと
が好きなんだろ? ほら・・・2回目にイクときは,もっとイイんだぞ・・」
部長の指が,私の中で,微妙に曲るのを感じる。
『く』の字型に曲がった指が,私のアソコを掻き回し始める。
「いやあああぁっ!」
それは,強烈すぎる快感だった。
私は,身体を左右によじって部長の責めから逃れようとした。
しかし,私の身体を抱き締める部長の腕は,そのまま私を押さえ込み,腰の下のもう片方の手が,
私の中を掻き回す。
動けない私のアソコを,ぐちゃぐちゃと音を立てて掻き混ぜる。
どんなに頑張っても,私自身よりも,部長の意のままになってしまう私の身体。
もう限界だった。
・・凄いっ・・こんなの・・こんなのっ・・凄く・・凄く感じるっ・・・
私は,部長の肩を掴み,握りしめ,ひたすら悶えた。
いつの間にか,部長の指の動きに応じて,腰が動いているのにも気付かなかった。
・・あああっ! また・・また・・・くるっ・・・
身体が震える。
2回目の絶頂は,もうすぐだった。
「指だけで,こんなにたくさんイッてしまう女の子だったとはね。一体,何回イッたんだね?
えり君のアソコは,とてもイヤらしいとみえる・・どれ・・見てやろう・・」
自分でも数え切れないほどイカされた私の身体を,部長は布団の上に押し倒す。
痺れきった私の身体は,時折,ピクッと小さな痙攣が起きる。
「いよいよ・・・えり君の,大事なところだ・・」
無抵抗のまま,ショーツはあっさりと,つま先から抜き去られた。
両脚が,持ち上げられる。
膝の裏の部分を持ち上げられ,左右に大きく広げられる脚の間・・・。
・・あぁ・・・見られている・・・
ぐったりしている私に向かって,部長は勝ち誇ったように声をかける。
「果ててしまうには,まだまだ早いぞ。見ろ・・・こんなにイヤらしく濡れて・・・今夜は徹底
的に,女の快楽というものを教えてやろう・・」
部長が一度,舌なめずりをするのが聞こえた。
・・誰か・・・助けて・・・・シゲ・・・・
思いは虚しかった。
大きく広げられた私のそこに,部長は顔を埋めてきた。
「あ・・あっ,あっ・・・」
軟らかな奇妙な感触が,私のアソコに触れるのを感じる。
その軟らかなものは,温かくヌルヌルとしていて,先端だけには芯があった。
最初,奇妙な感触に感じられたそれは,私のそこを這い回る毎に大きな快感に変わっていく。
「い,いや・・部長・・部長っ!・・」
次第に,どこまでも大きくなっていく快感が,私は怖かった。
指とはまた違う,柔らかな,それでいて凄い快感。
唇が強く押しつけられ,温かい舌が,私のその部分を割って入って来る。
・・あ・・あ・・そ,そこはっ・・・
小さな入り口を探り出した舌が,入り口を押し広げながら,一気にねじ込まれてくる。
「いや・・いやっ・・・いやあああぁぁっ!」
数え切れないほどイカされたというのに,私はすぐに,部長から与えられる快感の渦に飲み込まれ
てしまっていた。
アソコを舐められるというイヤらしさが,私の興奮と快感を更に高め,燃え上がらせていた。
「えり君のここ,何だか甘い味がするな。夢中になりそうだよ・・・」
部長は,私の身体を徹底して探るように,奥へ奥へと舌を伸ばして入れ込んでくる。
女の内部を掻き分けて舌が動き,ぐるぐると大きな円を描くように内部を掻き混ぜる。
そして,激しく出し入れされる舌・・・。
・・舌が・・・中で・・うねって・・や・・ああぁっ・・・
一気に昇り詰めていく身体に,頭がついていけず,思わず叫んでしまう。
身体だけでなく,頭の中まで痺れてくる感覚に,頭を振らずにはいられなかった。
「部長っ!・・部長っ!・・・もうこれ以上っ!・・ダメっ!・・許してくださいっ!」
布団の上で頭を左右に振り,身体をよじる。
部長の頭を,両手で掴んで引き剥がそうとする。
しかし,私の太腿をガッチリと抱え込んだ部長の頭は,少しも動かすことができない。
「ダメっ・・部長!・・もう・・・私・・ダメですっ! お願いですっ!! 許してっ!」
そんな私の懇願を嘲笑うかのような,激しい舌の責めは続き,腰がドロドロに熔かされていく。
部長の舌は,私の最も敏感な部分をも探り当ててくる。
その小さな突起を押しつぶし,唇を押しつけ,強く吸い付いてくる。
強烈な電流が全身を襲った。
「きゃうぅぅっ!・・・」
私は,シーツを握り締め,何とか耐えようとする。
しかし,無駄だった。
その部分を集中的に何度も強く吸われ,舌先が絡みついてくる。
もう,限界だった。
・・もうっ・・ダメ・・イキそう・・・イキそう・・私っ・・イッてしまうっ!!・・
「あぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!」
私は頭を振り,身体を,腰をくねらせ,淫らに声を出して昇り詰めていった。
「あ・・はぁ・・っ・・・」
何度イッてしまったのかわからない・・・。
「えり君の,ここの反応は最高だな・・・まったく,イヤらしい子だ」
部長が,私の両脚の間から顔を上げる。
抱え広げられた両膝が,やっと解放された。
乱れに乱れた私の呼吸も,今やっと落ち着きを取り戻そうとする。
しかし・・・
それが,決して終わりでないことは私にも分かる。
部長の,浴衣を脱ぐ衣擦れの音が聞こえてくる。
そして,私も。
帯を抜かれ,はだけていた浴衣を完全に脱がされる私は,ただ部長の為すがままだった。
・・とうとう・・・私・・部長に・・・・シゲ・・ごめんなさい・・・
ぐったりと横たわるだけの私に,部長が覆い被さってくる。
部長の熱い体温が,直接,肌を通して伝わってくる。
「では・・・いよいよ,念願のえり君をいただくとするかな・・」
部長は・・・・ゆっくりと入ってきた。
先端が・・・ぐぐっと私の中に入ってくる。
私の入り口を押し広げて入ってきた,部長のモノ。
「あっ・・・あぁっ・・・うぅ・・・っ・・」
抑えきれず,言葉にならない声が漏れてしまう。
・・な・・何なの・・・これは・・・・
全身を駆け巡る,電流のような強い痺れ。
唇が震え,歯が鳴る。
一応の男性経験がある私だったが,こんな感じ方は未知のものだった。
・・こんなの・・あああっ・・・私,知らないっ・・・・
先端しか入っていないのに,もう私は追い込まれようとしていた。
ガチガチに硬くなった部長のモノが,私をいっぱいに広げていた。
一瞬毎に,奧へ奧へと突き進んでくる。
「いやああぁっ・・・」
ゾワゾワと,身体の奧から全身に何かが噴き出してくる。
そのあまりの感覚に,私は腕を伸ばして部長の胸をついて押しとどめようとした。
しかし,そんな抵抗は何の効き目もなく,強く固定された私の腰には,部長のモノが深々と突き
刺さってくる。
「いくぞ,えり。2人きりの夜を楽しもうじゃないか」
ニタニタと部長は,イヤらしく笑いながら私の中に入ってきた。
「あっ,あっ,あぁっ・・・くうぅぅぅんっっ・・っ・・・」
私は,部長に貫かれていくのを感じながら,身体を駆け巡る強烈な電気にも似た感覚に身体をのた
うち回らせた。
完全に埋め込まれた部長のそれは,私が今まで経験したことがないものだった。
・・奧まで・・・奧まで来ているっ・・・
数度ゆっくり出し入れされる度,奥の壁に当たって,強烈な快感となって伝わってくる。
私は,今までこんな感覚を味わったことはなかった。
全く初めての,強烈すぎる快感。
私は,我を忘れようとしていた。
「シ・・・シゲっ・・・・助けて・・・」
犯されながら,私は小さく呟いた。
「シゲか・・・。どうだ・・・シゲにはもうヤられたんだろう? よかったか? ふふふふふっ
・・・しかし,あんな若造よりも俺の方がずっと何倍もイイぞ。ほら・・どうだ?」
無意識に零れ出た私の言葉は,部長を更に興奮させてしまっていた。
「な,何で?・・あ,あぁぁっ・・・うぅ・・んっ!・・・」
・・なぜ,私の彼のことを知っているの?・・・
驚愕する私の思考は,しかし長続きすることができなかった。
「どうだ? 俺のはイイだろうが? シゲなんかの若造では味わえない,コイツの味をたっぷり教え
てやろう・・ほら・・奥までいくぞ」
「はあああぁぁっ・・・」
男性経験が少ない私にも,はっきりと分かるほどの巧みな動きで,部長が腰を送り込んでくる。
激しすぎず,単調でもなく,芯部までえぐるような大きな動き。
部長のモノが,私の中にえぐり入ってくる度,ビクン,ビクンと身体が跳ねる。
「感じるか?・・・ふふふっ,そんなに感じるのか?・・・ほら,もっと味わえ・・・まだまだ,
こんなもんじゃないぞ・・」
快感に跳ねる私の身体を押さえつけ,部長は,長大なモノを子宮の奥まで打ち込んでくる。
・・もう・・何も考えられないっ・・・
私は,何かを叫んでいた。
気の遠くなるような時間が過ぎる。
「イイ声で鳴くじゃないか・・えり君の,喘ぎ声はたまらんな・・・・男を掻き立てるイヤらしい
声だ。可愛い唇をして・・・・また味わいたくなる・・」
部長が,再び私の唇にむしゃぶりついてくる。
唇が吸われ,舌が絡められる。
抱かれながら舌を吸われる快感と興奮に,私の身体はどうしようもなく酔いしれた。
私のアソコは,部長のペニスに犯されて,ぐちゅぐちゅとイヤらしい音を立てていた。
「はぁっ・・はああんっ・・部長っ・・もう許して・・許してください・・」
嵐のような快感に,抗うこともできずに翻弄される私の身体。
うわごとのようにただ繰り返す私は,もう,すっかり官能に支配されてしまったとしか言いようが
なかった。
そして・・・
そんな私に,トドメを打ち込まれるときがくる。
「えり・・・イカせてもらうぞ。お前の中に,ぶちまけてやるからな・・・喜べっ・・」
身体の中で,私を犯しているモノが,一際大きく膨れ上がる。
その押し広げられるような快感に,私の中の何かが爆ぜる。
「ああぁぁっ!」
犯されているというのに,私のそこは,部長のモノを強く締め付けていた。
その,もの凄い圧迫感に,私は絶頂を感じた。
部長が一際激しく,私の唇を貪ってくる。
・・ああっ・・凄く・・・感じるっ!・・・
身体の中で,私を犯しているペニスからビクビクという痙攣が伝わってくる。
薄れていこうとする意識の中,私は,自分が完全に汚れてしまったことを感じていた。
部長の責めは,夜明けまで続いた。
私はいろんな体位で抱かれ・・・イカされ・・・さっきからもう,一時間近くも四つん這いで犯
され続けている。
絶え間なく襲い来る快感の大きさに,私の限界などとうに超えていた。
たがが外れたように,私は泣いていた。
「・・だめ・・・・許して・・もう・・・・許して・・」
涙を流し,嗚咽混じりの声で哀願する私の言葉には,もう何の力もなかった。
私のヒップが,部長の大きな両手に掴まれている。
ぐぐっと引き寄せられ,部長の腰に打ち付けられる度,私の身体の中に,長く大きな灼熱の塊が
入ってくる。
「あぁぁっ,いやあぁぁっ・・・」
私は,身も蓋もなくシーツを掴んで喘いだ。
「ふはははははっ,さすがのえり君も,薬には勝てなかったようだな」
上半身を,白いシーツに突っ伏して悶え泣く私を見下ろし,部長が勝ち誇るように笑った。
それは,今夜の種明かしとも言える,ショッキングな告白だったのに違いなかった。
「えり君が,美味しそうに飲んだあの酒だよ・・・ちょっとしたモノが入っていてね,どんな女
でも,与えられる快感に素直になるようにできている・・・。慣れないうちはショックで,身体に
力が入らなくなるという副作用もあるんだがね・・・くくくくくっ・・・しかし・・・えり君には
必要なかったかもな。・・・えり君は,薬の効果以上の反応をしてくれたよ・・・。ふふふっ,
こんなに・・・泣くほど悦ぶ身体をしていたとはな・・・。薬が,君のスケベな身体の反応を引き
出してくれたんだ・・・本当の自分を楽しめただろう? ん?」
卑劣な手段で,私は嵌められたのだった。
しかし,6時間以上にも及ぶ淫らな責めは,私の理性も何もかもを麻痺させていた。
与えられる快楽にのみ,身体が反応をする。
部長の告白は,ただ耳を・・・そして意識を滑っていく。
もう,どうでもいいことだった。
・・ああ・・・そうだったんだ・・・だから・・私,いつもより・・・
それ以上,何の感慨も呼び起こさなかった。
それよりも,私の意識は,次の波に耐えることに向けられていく。
・・あああ・・・また・・また・・来るっ・・・
絶頂は,もうすぐだった。
終わり
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