「さつきの夏」
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「あたしのこと,本当は嫌いなんでしょ・・」
唐突なさつきの言葉に,真中は狼狽した。
「まさか! そんなわけないだろ・・」
俯いたままのさつきは,真中にゆっくりと背を向ける。
「・・・うん。・・・わかってる。ありがと」
言葉とは裏腹に,さつきはポツリと静かに言った。
「・・・明日,朝起きたら,またいつものあたしに戻っているから・・・。イヤな思いさせ
ちゃってごめんね」
真夜中の古ぼけた旅館の一室で,背を向けたさつきの声が明るく響く。
顔は見えないが,微笑を浮かべているだろうことが真中には容易に想像できた。
優しくも寂しい笑顔。
青白い月明かりの中,見えるわけもないさつきの顔が,一瞬見えた気がした。
きゅん・・
真中の心に,さつきに対する愛しさと衝動がこみ上げてくる。
「・・・っ・・」
気がついたとき,真中は,後ろからさつきをその両腕にしていた。
首筋に埋められた真中の顔が,さつきの素肌を求めて,愛しげに髪を掻き分け動く。
「あ・・っ・・・んっ・・」
真中の温かい唇が自分の首筋に触れるのを感じ,さつきは身震いした。
ぞわぞわと総毛立つような,神経が否応なしに研ぎ澄まされるような感覚。
身体中のすべての神経が目を覚まし,首筋に押しつけられた真中の唇に集中する。
決して,不快ではない。むしろ心地よく,このまま,ずっとそうされていたい女の欲求
を感じつつ,振り払うように,さつきは真中を振り向いた。
「む,無理しなくていいよ・・。だって,真中の気持ち,あたし知ってるもん・・」
大好きな真中の目を見つめて,さつきは優しく微笑した。
自分を見つめる,優しく潤んだ瞳。ほんのりと紅潮したさつきの頬。
髪を下ろした浴衣姿のさつきは,今までになく色っぽく,切なく真中の目に映る。
答える代わりに,真中はさつきを強く抱きしめた。
「あ・・っ・・」
「知っているなんて・・・勝手に俺の気持ちを決めるなよ。俺だって・・お前のこと,凄く
可愛いなって思っているんだ。そんな,お前らしくないこと言うなよ・・・」
腕に力を込め,さつきの柔らかい身体をますます強く抱きしめる。
・・あ・・また・・んぅ・っ・・・
うなじに強く押しつけられた唇が,無意識にさつきを愛撫するように動く。
耳元に温かく響く真中の声が,さつきの身体を痺れさせる。
「ま,真中ぁ・・・」
少し涙ぐんだような,さつきの甘い声が真中に問いかける。
「本当に・・・本当に・・あたしのこと,鬱陶しくなぁい?」
「あぁ,本当だ・・。鬱陶しくなんかあるもんか・・」
「じゃ,本当に・・・あたしのこと可愛いと思ってくれているの?」
「当たり前だろ。じゃなきゃ,こんな風にお前を抱きしめたりするもんか・・」
言いながらも,真中の無意識の唇が,優しく首筋を這い回る。
「あぁ・・・」
ふわっとした髪の香りが漂い,夢とも現ともつかない世界に,二人を包み込んでいった。
さつきの匂いが真中の脳を刺激してくる。
・・さつきって,いい匂いしているんだなあ・・・
香水などではない,女性の香りというものが,真中の心を一層惹きつける。
無意識ながら,真中の愛撫が,自然と熱を帯びたものになってくる。
「ん・・うぅ・・・っ・・・」
真中の唇が,首筋をなぞり上げる度,さつきの身体に緊張が走る。
身体がますます火照り,真中の唇の動きに鋭く反応してしまう。
さつきの身体は,驚くほど敏感な様相を呈していた。
真中の心に触れることができた,泣きたくなるほどの心の歓喜が,今度は,逆に真中に触
れられているという歓びを急激に増幅させていた。
もっと触れられていたい,もっと抱かれていたい。けれど・・・。
・・このままだと・・あたし・・変になっちゃう・・・だめ・・・・
「真中・・・。もう・・・」
さつきは,自分を取り戻そうとした。しかし・・。
「あっ・・」
そのとき,さつきの身体がびくんと震える。
さつきは,真中の両手が自分の胸を優しく包み込むのを感じた。
「あ・・あっ・・」
大好きな真中に,胸を触られているという極度の緊張が,真中の微かな動きにも敏感に反
応する。
さつきを傷つけないようにという,真中の気持ちそのままのソフトな手の動きながら,胸
を揉まれているという事実には変わりはなかった。
・・あ・・あ・・真中が・・私の胸を触っている・・・
胸を触られているということではなく,真中が自分を求めてくれていることが,たとえよう
もなく嬉しかった。真中の優しい配慮も嬉しかった。
さつきの心いっぱいに,今まで味わったこともないような幸福感が満ちてくる。
・・うれしい・・
自然と涙が落ちる。
顎を反らし,不意に涙を零したさつきに,真中がはっとして声をかける。
「わ,悪い・・。俺・・・夢中で・・。具合,悪いのか?・・」
柔らかそうな唇から乱れた息を漏らしながら,さつきは涙に濡れた瞳を真中に向けた。
「はっ・・はぁっ・・うぅん,平気・・。何ともないよ・・・へへっ」
「でも・・大丈夫か? ごめん・・。俺・・勝手に・・先走ってしまって・・・」
申し訳なさそうに俯きかける真中の言葉を遮って,さつきは笑顔で答える。
「だからさあ,違うって言ってるでしょ? あのね・・あたし・・・真中,大好きと思ったら
涙が出てきたんだ・・・えへっ,本当だよ。・・・もうっ,恥ずかしいじゃない」
「さつき・・・」
さつきのいじらしいまでの気遣い。
真中は,無言で柔らかな身体を抱きしめた。
「ねぇ・・もう少し,こうやって抱いていてくれる?・・」
背中の真中に甘えるように身体を預け,しなだれかかり,さつきはうっとりとした表情を浮
かべる。
そんなさつきを見ながら,真中は自分の心に,ある思いが湧き起こってくるのを感じた。
「俺,さつきが欲しい・・」
驚くほど素直に,すんなりと口をついて言葉が出てきた。
一瞬,真顔になったさつきは,次の瞬間には破顔していた。
「ふふ,さっきさ,真中『夢中で』って,言ったよね? あれ,あたしに『夢中』になって
たってことだよね。ふふふっ,ありがと・・。その・・あたし・・あのね・・」
いったん言葉を切った,さつきの喉がこくっと鳴る。
「真中にだったら・・・・うん。・・いいよ。あたしを・・・好きにして・・」
しかし,今の言葉があまりに恥ずかしかったのか,真中の反応を待たず,急いで付け加える
ように言葉を続ける。
「そうだ。さっきのように,胸を触ってみる? 今度は好きなだけ揉んでいいよ。それからっ
・・・えーと・・あのねっ・・んっ」
最後まで言い終わらないうち,さつきの唇は真中に唇を重ねられていた。
「んっ・・・っ・・・っ・・」
長いキスだった。
真中は,さつきから少し顔を離してはまた唇を重ね,何度もキスの甘美さを味わった。
さつきの唇を求める度,柔らかい唇からは甘美な吐息が漏れてくる。
月明かりに仄かに照らされた,瞼を閉じたさつきの顔を,真中は美しいと思った。
ようやく,少し落ち着きを取り戻した真中が,自分の額をさつきの額にくっつけて囁く。
「こら・・。お前はまた・・そういうこと,イイ女が言うことじゃないだろ?」
さつきは,とろけそうなほどの笑顔で真中に答える。
「へへへっ。ごめん・・。じゃあ,後ろからこのままエッチなことして・・・。今度は鼻血を
出して逃げないでね。ほら・・・」
後ろを向き,浴衣の裾をヒップぎりぎりまでたくし上げて見せる。
魅力的な太腿が付け根近くまで露わになり,パンティがもう少しで見えそうだ。
・・うぉっ・・・
思わず見とれそうになったものの,そんな自分の様子を楽しんでいるような,さつきのイタ
ズラっぽい表情に,はっと我に返る。
「お前はまたそういうこと! このやろ・・よーし,お前こそ,逃げるなよ・・ヒイヒイいわ
せてやるからな」
からかうような,挑発するようなさつきのペースに,真中は乗ってやることにした。
ポーズだけはイヤらしく,しかし,ソフトにさつきに襲いかかる。
「いやーん,あはははは・・・真中のエッチぃ」
「どーせ,俺はエッチですよーだ。俺のエッチさを思い知るがいい! それっ」
真中の手が,さつきの身体を動けなくした上で全身をまさぐり始める。
しなやかな身を官能的にくねらせて,身体を這い回る手に応えるさつき。
「あん・・・あははっ。もうダメ。降参」
「何を今更。さーて,どう料理してやろうか・・」
「あぁーん。真中に犯されるーぅ・・」
「へっへっへ・・・さつきちゃん,覚悟しろよ」
しかし,二人の軽口は,徐々に短く少なくなっていく。
求め合う二人は,やがて,お互いの身体,行為に没頭し始めていくのだった。
遠くで,静かな波の音が聞こえる。
「あっ・・うんっ・・はぁっ・・」
床に膝をついているさつきは,高く積み重ねられた布団に手をかけてもたれかかり,浮か
した腰を軽く後ろに突き出した格好で,真中の両手に後ろから胸を揉まれていた。
胸を包み込み,じんわりと揉み回す両手に,さつきは早くも息を乱している。
「はぁっ・・・はっ・・・」
真中の目の前で,さつきの浴衣が少しずつはだけ,色白の肩まで脱げかけている。
甘く揺れる豊かな胸の谷間が見え,愛撫の手を待ち焦がれて息づいているようだった。
・・ごくっ・・・
昂ぶる興奮につばを飲み込み,真中は浴衣の中に手を差し込んだ。
「はっ・・・」
直接,素肌に真中の手を感じて,さつきの身体がビクンと震える。
少し汗ばんだ,さつきの素肌。
豊かな胸の感触が,手に伝わってくる。
そして,膨らみの頂上にある先端・・・
・・これが・・さつきの胸・・・
真中は,思わず柔らかな胸の膨らみに,指を食い込ませた。
「あ!・・ん・・っ・・くっ・・」
さつきの,精一杯押し殺した高い声が吐息と共に漏れてくる。
触り心地は,最高だった。
膨らみを包んだ両手の指に,少し力を入れるだけで,柔らかくも張りのある乳房の感触が
伝わってくる。
指に力を入れずに,手の平全体で胸を撫で回すと,さつきの胸の形が容易に想像できた。
真中は,初めて触るさつきの胸に夢中だった。
さつきの,女としての魅力に,真中の欲望は尽きることなく溢れてくる。
手の平の中で,一気に堅さを帯びてくる乳首。
・・ここを触られたら,さつきはどんな風に感じるんだろう・・・
さつきに対する,真中の興奮と欲望は一気に高まりを見せようとしていた。
堅く尖ってきた頂上部分に,真中は指を這わした。
指の腹を当て,形を確かめるようになぞり回す。
それと同時に,脱げかけた浴衣から見える,華奢な肩や背中に口づけをし,キスの雨を振
らせる。
「はっ!・・あっ!・・あぁっ・・・」
びくびくと,さつきの身体が震えた。
指が乳首をなぞる動きに合わせて,たまらなそうな高い声が切れ切れに漏れてくる。
・・さつき・・感じているんだ・・・
真中の興奮は極限だった。
「きゃっ・・・」
頭の中がカーッと熱くなるのに身を任せ,さつきを正面に向かせると,浴衣を一気に引き
降ろし,豊かな胸を完全に露出させる。
真中の目に入った,桜色の乳首。
真中は無言でその頂上に吸い付いた。
「あぁ・・っ・・真中ぁ・・・」
熱い舌が,右の乳首に絡みついてくるのが感じられる。
もう片方の乳首は,指に摘まれ,強弱をつけて転がされている。
敏感な乳首は,真中の熱のこもった指と舌の愛撫にさらされていた。
舌と指が動く度,触れられた部分からビリビリとした快感が込み上げてくる。
とても,じっとしてはいられなかった。
このままだと,声を上げずにはいられなくなりそうだった。
「真中ぁ・・・お願い・・待って・・・」
さつきは,胸に吸い付いている真中の頭を両手で押しとどめようとした。
しかし,真中はさつきを離さない。
逆に,その両手首を掴むと,さつきが背にしている積み上げられた布団に押しつける。
手の自由を奪うと,今度は,両方の胸に代わる代わる吸い付く。
チュッチュッと熱を込めて乳首を吸い,舐め転がす熱く軟らかい舌の動き。
「あぁん・・うぅっ・・・あ・・・」
さつきは顎を反らして喘いだ。
「あっ・・・」
快感に喘ぐさつきの太腿を,真中の温かい両手が包み込む。
浴衣の裾を掻き分けて差し込まれた手が,すべすべした太腿を撫で上がってくる。
指先だけで触れるような,そっとした動き。
それなのに,ゾクゾクとした快感が肌を通して湧き起こり,さつきの性感を刺激する。
・・何だか・・・スカートの中に・・手を入れられてるみたい・・
「真中ぁ・・・あぁ・っ・何だか・・ん・っ・痴漢・みたい・・」
上半身をはだけた半裸のさつきが,喘ぎつつも,真中としてはちょっと気になることを言う。
・・痴漢?・・・こいつは・・また,俺のことからかっているな・・
しかし,それは言葉にはならなかった。
一言,言ってやろうと顔を上げた真中は,はっとして言葉を失う。
月明かりに青白く照らし出されている,長い睫毛を伏せたさつきの美しい顔。
太腿を弄られる快感に眉根を寄せ,そっと吐息をつく表情。
真中は,ゾクッとしたものを感じた。
さつきの色気に気圧されて,真中の声が戸惑う。
「うっ・・・し,仕方ないだろ。今日は散々,お前の水着姿見せつけられてたんだ・・」
「え? あたしの水着姿?・・・」
さつきの声には,少し意外そうで,そして少し嬉しがるような響きがある。
「あ? あぁ,そうさ・・・」
真中の脳裏には,昼間のさつきの水着姿が焼き付いていた。
長く魅力的な脚,美しく曲線を帯びたヒップ,膨らみも露わな胸の谷間。
昼間,そんなさつきを目の前にして,触れてみたいという欲求が,強く湧き上がるのを押さ
えるのに一苦労だったのだ。
撮影中に見せる悩ましげな表情もそうだ。
演技だと知っていても,真中は胸の高鳴りをどうしても押さえることができなかった。
それが今,さつきの魅力を,すべて自分の手にしているのだ。
好きなだけ,好きなようにして,満足するまでさつきの魅力を味わうことこそが,今の真中
の願望だった。
「そうなの? へーーぇ・・・真中は,あたしの水着姿・・よかった? もしかして,あたし
に・・・エッチなことしたくなるくらい?・・」
蠱惑的な瞳で,誘うように問うさつきは,まさに小悪魔のそれだった。
挑発的なことを言うさつきに対して,答える代わりに今すぐ襲いかかりたい衝動に囚われな
がら,気圧されっぱなしの真中は,素直に「うん」と言うことすらできない。
つい,言い訳じみたことを口にしてしまう。
「そりゃ・・お前の,あんな色っぽい姿の演技を見てたら,誰だって・・どうしても・・」
「・・・どうしても?」
照れから言い淀む真中に,さつきの声が言葉の続きを問う。
「ねぇー・・・・どうしても・・何?・・」
「あー,うるさいな。どうしても,お前の胸とか脚ばかり見ちゃうし触りたくなるんだよ!
どうだ? 悪いか?」
やっと,半ばヤケになって答え,押し倒さんばかりに目の前の綺麗な乳首に吸い付く。
「あんっ・・・」
勢いに任せ,さっきからの願望を果たそうと,浴衣に差し込んだ手を捲り上げる。
さつきの白い太腿と,その奥にある真っ白いパンティが丸見えになる。
「やだぁ・・っ・・ま,真中ぁ・・・」
真中は,さつきの言葉にかまわず,乳首を舐め転がし,太腿に手を這わせた。
・・痴漢・・
さつきの口から零れ出たその言葉に,真中は異様な興奮を覚えていた。
愛らしいさつきと痴漢とは,一番似合わないようでいて,一番似合うようにも思われる。
身動きできない状況で,下半身に手を差し込まれ,ベタベタと太腿やヒップや・・・そして
秘部を弄ばれたら,さつきはどんな表情を浮かべるのだろう。
そう考えるのは,さつきに対する不純なのかとも思う。
しかし,さつきに痴漢する様子を考えて,自分自身が熱く滾るのを止められない。
想像するだけで大変な快楽であり,またそうしたくなるほど,さつきは魅力的だった。
「やだぁ・・・真中ぁ・・そんなに見ないで・・」
さつきが恥ずかしそうに,浴衣の裾を下に引っ張って,下着に覆われた股間を隠そうとして
いる。
しかし,一度たくし上げられ,尚且つ真中の手が差し込まれたままの浴衣では,完全には
叶うべくもない。
僅かながら一番肝心なところが裾からはみ出し,白いパンティが顔を覗かせている。
白く細い太腿などは,丸見えだ。
見ようによっては,一番色っぽく,一番イヤらしい姿だった。
・・おぉ・・っ・・・
真中は,自分が自分でないほど,攻撃的な激情が,急激に昂ぶってくるのを感じた。
形よく盛り上がったヒップに,目が吸い寄せられる。
弾力と張りを持ったヒップは,太腿の付け根からクッと丸く盛り上がり,男としての欲情
を強く刺激している。
自分の目は,今,血走ってギラギラしているのではないかと思えた。
・・このお尻にも・・釘付けにされてたんだよな・・・
浴衣の中の手を太腿から腰に回し,パンティの上からヒップに指を這わす。
サラサラとしたパンティが,指に心地よく触れ,そして手の平全体に広がった。
真中の両手の指先が,ヒップを柔らかく包み込み,円を描くように撫で回す。
「あっ・・・」
ピクンとさつきの腰が反応する。
腰をくねらせ,指から逃げようとするヒップを押さえつけると,柔らかく,美しい丸みを
持ったヒップが,余すところなく真中の手に伝わってくる。
「んっ!・・・」
さつきの声が,興奮を呼ぶ。
「俺・・・本当は,さつきのお尻もずっと見ていたんだ。水着姿のときから・・・後ろから
見て,触りたくてたまらなかったんだ・・・・はは・・こんな俺って・・・本当に痴漢みたい
だろ?・・・」
自然と,指に力が入る。
激情に飲み込まれ始めている真中は,高揚した気分の中,ありのままの自分が飛び出して
くるのを抑えられない。
自分でも呆れてしまうようなことを,当の本人に向かって口にしていることがまた,自分
ながら呆れる。
しかし,真中は,自虐的な言い方ではあるが,自分をさらけ出して行動することに,羞恥
を感じるどころか,かえって興奮が増幅してくることを感じていた。
興奮は,更なる興奮を求め,指は次第にヒップを滑り落ちていく。
もう片方の手は,太腿から脚の付け根を這い,下着のラインを際どくなぞり始めていた。
「はぁっ・・・はあっ・・・」
ヒップや太腿の敏感なラインをまさぐられ,呼吸を荒くしながら,さつきは呟くように声
を出す。
「うぅん・・。いいよ・・・真中だったら・・全然・んっ・・オッケーだよ・・」
「オッケーって,お前・・・でも,こういうの・・・ほら,痴漢みたいだろ? それでもいい
のか?」
言いながらヒップの谷間に指を滑らせ,双丘の間を上下になぞる。
びくっと腰が反応し,指の侵入にしたがって細かく震える。
「あぁ・・・・」
指先に意識が集中し,いやいやをするように首を左右に振る。
「やだ・・あ,あ・・恥ずかしい・・。でも・・・・・・うぅん・・・いいの・・」
かすれるような溜め息を漏らして,それでも真中の望みに応えようとする。
横を向いたさつきの目は閉じられ,伏せた長い睫毛が,ふるふると細かく揺れている。
これから与えられる快感を待ち望み,羞恥と快楽に耐えているようにも見える。
・・さつき・・・綺麗だ・・。次は・・いよいよ・・・
興奮に酔う真中の目は,白い下着に包まれた股間を捉えていた。
「さつき・・・いいのか? じゃあ・・・・こういうのも,いいんだな・・・・」
真中の声がさつきの耳元に熱く響き,両脚の間に2本の指が侵入してくる。
「あくぅっ!・・・」
突然の強烈な刺激に,さつきは背を反り返した。
気づいたときには,真中の指が,しっかりとパンティの中心に押し当てられていた。
「本当は,さつきのここを一番触りたかったんだ・・・」
秘部に押し当てられた2本の指が,さつきの股間を柔らかくこね回す。
「はぁ・・ぅっ!・・・あぁっ!・・」
びりびりとした快感がさつきの背を走り,声を上げそうになる。
・・だめっ! こ,声が漏れちゃうっ!・・・
ここは旅館の一室。すぐ近くの部屋には,他の部員が寝ている。
慌てて,自分の手で口を塞ぎ,声を殺そうとする。
しかし,そうする間にも,真中の指はさつきの秘部に食い込み,今度はグニュグニュと前後
に往復し始める。
「ひぁぁっ!・・・」
連続した電気が背筋を走ったように,さつきの身体がビクビクと跳ね上がり,痙攣する。
真中は,さつきの股間を往復させる自分の指が,熱いもので濡れてくるのを感じた。
「凄いよ・・・さつき。下着の上からなのに・・・こんなにもう濡れている・・」
「・・やぁぁっ・・っ・・」
囁かれるまでもなく,さつきにも分かっていた。
真中に触れられる度,身体の奥が甘く疼き,イヤらしいものが滲み出てくる。
・・可愛い下着をつけているのに・・・恥ずかしいっ・・・
しかし,さつきのそんな心にはお構いなく,真中の指は更に敏感なポイントを探るように
動いてくる。
可愛い下着の外見とは逆に,内側からじっとりと染み渡ってくるイヤらしい蜜。
それを真中に触られ,知られていることがたまらなく恥ずかしい。
・・だめっ・・やだっ・・・もっと,濡れちゃうっ・・・・
しかし,さつきの身体に,どうしようもなく快感の波が押し寄せてくる。
「さつき・・・気持ちいいんだろ。可愛いぞ・・。もっと気持ちよくさせてやるからな」
そのとき,声とともに,真中の手がパンティの中に潜り込んできた。
「んうっ!・・くうぅぅっっ!・・・・」
耐える暇も無かった。
潜り込んできた真中の指が,直接触れるのを感じた瞬間,さつきは軽い絶頂に達した。
「・・はぁっ・・あぁんっ・・・」
下着の中で,潜り込んだ指が蠢いている。
さつきにとって,それは抵抗などできようもない快楽だった。
濡れた女自身を触る指は,無数にも感じられ,絶頂後の余韻に浸る間もなく,女としての
性感が再び高め上げられていく。
ヌルヌルになった秘部の中心に当てられた指が,ぬかるんだ溝を,浅く何度もえぐる。
その動きによって湧き起こる,瞬間的な強い快感に,声が漏れるのを抑えられない。
「うぅっ!・・んぅっ!・・・」
かろうじて小さく声を押し殺しながら,さつきは,真中の愛撫が痴漢の指の動きとどうして
もだぶってしまうのを感じていた。
・・ああぁっ・・・この指・・本当にっ・・痴漢に触られているよう・・・
声も出せない状況の中,好きなように下半身を触られる感覚が,さつきの心に蘇る。
全身の神経が下半身に集中し,次に何をされるのか,身体の期待と心の不安が交錯するあの
熱っぽい感覚。
・・だめなのに・っ・・・また・・気持ちよくなっちゃう・・・
絶頂を迎えたばかりの身体が,再び火照り始める。
「はあぁぅぅっ!・・・・」
不意に,さつきの全身が強張ったように硬直し,背中を大きく反らせる。
さつきの入り口を探り出した真中の指が,その部分に沈み込もうとしていた。
中指が,さつきの女自身に突き立てられる。
「・・だめっ!・・お願いっ!・・これ以上は,もうっ!・・・」
真中の手首を握り,腰を退き,それ以上の指の侵入を阻もうとする。
指が少し侵入しただけで,気がおかしくなりそうなほどの快感だった。
・・こんなのっ・・・とてもっ・・だめっ・・・耐えられないっ・・・
しかし,真中は,そんなさつきの女の反応に驚喜していた。
「さつき・・・。そんなに,気持ちいいのか?」
・・俺に触られて・・俺の指で・・・あの,さつきがこんなに感じている・・・
ここまできて,途中で止めるなど問題外だった。
ぐっと手に力がこもる。
さつきの腰を,布団の壁に押しつけて固定し,力を込めて指を押し込んでいく。
「ああぁっ!・・・やあぁぁっ!・・」
ヌルヌルと抵抗もなく,真中の指は,さつきの秘部にゆっくりと飲み込まれていく。
中指全体が,さつきを押し分けて侵入する毎に,熱い壁に包まれていくのを感じる。
さつきの中は,すっかり熱いヌメリで溢れかえっていた。
いや,ヌメリというよりも,泉そのものだった。
「あ・・あ・・はっ・・・」
中指を完全に,その根元まで埋め込まれたさつきは,襲いくる快感に堪えきれない。
真中の手首を握ったままの姿勢で,全身がぶるぶると小刻みに震えている。
息も絶え絶えに呼吸も荒く,胸が大きく上下している。
その瞳は焦点が定まらず,何も見ていない。
・・俺が,さつきをこんなに感じさせているんだ・・・
真中の心に,さつきを徹底的に自分のモノにしたいという願望が湧き起こってくる。
・・もっと・・もっと感じさせてやりたい・・・
切なく,喘ぎ震えるさつきを見下ろし,真中は,埋め込んだ指先を軽くくねらせる。
「ああぁぁんっ!」
声とともに,びくんと大きな反応を示したさつきは,握ったままの真中の手首を痛いほど
握りしめた。
「・・ま,真中ぁっ・・・・」
さつきの潤んだ大きな瞳が,何かを訴えるように真中を見つめている。
震える唇を必死に動かすが,それ以上は言葉にならないようだ。
眉根を寄せ,何とか耐えようと顔を左右に振るさつきの表情は,美少女というより美女の
それだった。
それを見る,真中の身体の芯は熱く滾り,脈を打つほどにズキズキと疼く。
真中は無言で,本能の求めるまま,行為を続けた。
今度は,さつきの中をえぐるように指を大きく動かす。
「んぅ・・・っ!・・・・」
さつきが,声もなく白い顎を天井に向けて苦悶の表情を浮かべる。
「そんなに感じるのか・・・もう1本,指を入れてやるよ・・・」
はっとしたさつきが反応する間もない。
ヌルリと潜り込んだ指は,その身体を奥深く突き貫き,更に強い快感がさつきを襲う。
「ひゃああうぅぅ・・っ!」
2本の指を飲み込んだ秘部から,溢れた滴がつーっと太腿を伝う。
指を包み込んださつきの秘部は,ドロドロに熔けた熱い粘膜だった。
指に吸い付いて,絡みついてくるようだった。
「凄いよ・・・さつき。さつきの中,熱くて熔けそうになっている・・・」
2本の指でさつきの身体を押し広げ,熱い泉を掻き混ぜる。
指先で内壁を掻き回し,出し入れする度に,指の関節がさつきの入り口を強く刺激する。
「・・いやああぁっ・・・・」
真中の指の責めに,さつきが小さく悲鳴を上げる。
狂おしいまでの快感だった。
逃れようとも逃れられない。
・・だめ・・だめっ・・・・
身体全体が痺れてくる。
そのとき,堅く尖ったままの乳首に真中の唇が吸い付いてきた。
ヌルッとした温かなものが乳首に絡みつく。
「んうぅぅぅっ・・・あああっ・・」
唇の中で乳首が吸われるのを感じると,秘部に指を埋め込まれている快感と相まって,上半
身までもがイヤらしくくねってしまう。
・・も・・もうっ・・・だめ・・イキそうっ・・・・
秘部に埋め込まれた指が出し入れされる度,くちゅくちゅという水音が部屋に響き,さつき
は限界に押し上げられていくのを感じた。
「あああぁぁぁっ・・・」
恋しい真中の指に何度も貫かれ,さつきは髪を振り乱してイッた。
立て続けにイカされたさつきは,放心状態だった。
「さつき・・・おいで・・」
真中は,恍惚の表情を浮かべ,ボーッとなっているさつきの身体を抱え上げた。
すぐ後ろにある,腰の高さくらいまで積まれた布団の上に横たえる。
布団の端にさつきの腰を下ろして押し倒すと,床に向かって流れる長く細い脚が,真中の
欲情を誘う。
細すぎず,決して太くもない。改めて,素晴らしい美脚だと思う。
その付け根には,真っ白な可愛いパンティがさつきの秘部を隠している。
真中の目は,その部分に釘付けだった。
今までパンチラは数多く見たものの,女性のそこをこんなに熱望の目で見つめたことはな
かった。
さつきの下着の中心は,ふっくらとした秘部の柔らかさを伝えているように見える。
目が離せない。
「さつきの下着姿って,すげぇ綺麗で・・・・エッチだ・・・」
興奮に酔う真中は,床に膝をつき,さつきの膝を広げると,白いパンティの上から股間に
唇を押し当てた。
舌を出して,パンティ越しに中央部分を舐め上げると,秘肉の感触が伝わってくる。
「きゃ・・んっ!・・あっ・・ま,真中?・・」
余韻から半ば強制的に醒まされたさつきは,自分の股間に真中の顔が埋められていることに
気づき,狼狽した。
「だ,だめっ! 真中! そんなっ・・ああっ!」
さつきの声は真中に届かなかった。
パンティを横にずらし,真中の温かい唇が直接,秘部に押しつけられる。
「きゃうぅぅっ!・・・」
股間に被さった唇から伸びてきた舌が,花びらの中に潜り込んでくる。
さつきは数度目の小さな悲鳴を上げた。
「あ・・あぁ・・・う・・・」
布団の上に横たわったさつきは,全身を悩ましくくねらせて悶えていた。
先ほどまで秘部を隠していたパンティは抜き取られ,代わりに,真中の唇がその部分を覆っ
ている。
溢れ出てくる蜜を吸い取り,更に奧まで舌を届かせて舐め取ろうと舌が侵入してくる。
さつきにとっては,これ以上ない恥ずかしさだった。
・・そんなところまでっ・・舌が・・あぁっ・・恥ずかしいよぉ・・・
しかし,たまらない恥ずかしさを感じているはずなのに,身体は異常なほど燃え上がって
いた。
秘部の中に潜り込んだ舌が,軟らかくグネグネと動く。
秘部を奧まで舐められる,そのあまりの気持ちよさは,さつきが今まで味わったことがな
いものだった。
汗が噴き出し,全身に滲み出てくる。
恥ずかしいという気持ちとは裏腹に,エッチな声がヨガリ声も同然に飛び出してくる。
さつきは,今までにない最高の快楽に,我を忘れて没頭し始めていた。
延々と続く真中の愛撫に,さつきの秘部はすっかりグチャグチャにされていた。
後から後から溢れてくる蜜は,太腿まで濡れ広がっている。
真中は,さつきの膝を抱え上げて左右に開き,剥き出しになった秘部の表面をべろべろと
舐め回し,溢れる蜜を丹念に啜り取る。
「うぅっ!・・・」
時折,舌先を最も敏感な部分に触れさせると,ビリビリッと電気が走ったようにさつきの
腰が痙攣する。
・・これが・・・さつきの・・・。さつきも,やっぱりここが一番感じるんだ・・・・
その証拠に,秘部を丸見えにして,これだけの恥ずかしいことをしても真中の為すがまま
に受け入れ,応えてくる。
ただ少しでも切なく上がる声を押し殺そうと,口に手を当て快感に苦悶するのみだ。
「可愛いよ・・・さつき・・」
真中の胸に何かが込み上げてくる。
吸い寄せられるように,唇をその小さな部分に被せ,舌先で上下左右に転がす。
「く・・っ!・・やっ・・あっ!・・」
さつきの全身に力が入る。
その手は何かを訴えようと滑り動き,股間を舐める真中の頭を掻きむしった。
抱え上げられた膝の延長上で,足の甲がピーンと伸びきった。
「・・あっ・・・はんっ・・・うんんっ・・」
一体,どれだけ舐め続けられているのだろう。
この間,何回イッたかもわからない。
それでも真中は,さつきの花びらを指で広げ,夢中になってその小さな芽にむしゃぶり
ついている。
さつきにとっては,考えられないほどのイヤらしさだった。
しかし,そのイヤらしい行為に,自分の身体がこの上なく悦んでいるのも事実だった。
「・・真中ぁ・・・こんなの・・すごく・・エッチだよぉ・・・」
うわごとのように訴えるさつきの声に,抗議のニュアンスは欠片もない。
むしろ,もっともっとと,更に誘うかのような甘い声が,真中の耳と脳をくすぐる。
・・さつき・・もっと,エッチにしてやるよ・・・
秘部を愛撫しながら,胸の膨らみにも両手を伸ばし,小さな乳首を摘み転がす。
尖ったままだった乳首が,指の刺激に反応して,更に堅くしこり出す。
「んううぅっっ・・・」
永遠とも思える快楽の責めに,身体の欲求は,もう,極限だった。
・・も,もう・・・たまらないっっ!・・・
ついに,さつきの腰が,真中の舌の動きに合わせて動く。
さつきは,シーツを握りしめ,自ら積極的に快感を求めた。
・・・あぁ・・っ・・気持ちいい・・・
身体を激しく右に左によじらせて,耐えきれない声を上げるさつき。
真中はさつきの限界が近いことを感じ取った。
舌先に絡めている秘部の尖りを唇に挟み,トドメとばかりに強く力を込めて吸いたてる。
・・ほら・・これ,最高に気持ちいいだろ・・・イカせてやるよ・・・
「はあっ!・・っ・・・く・・・」
さつきの身体から,一瞬,呼吸も含めすべての動きが止まり,全身が固く硬直する。
数秒の後,さつきは,自分が今まで到達したこともないところまで,瞬く間に登り詰めて
いくのを感じた。
「・・・っ・・・・・」
さつきは,声を出すこともできず,身体をビクビクと痙攣させてイッた。
「・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
荒い息をつくさつきは,深い快感の中にいる。
絶頂は過ぎたはずなのに,身体の痺れはなかなか抜けきれない。
身体を動かすこともできず,さつきは,ただただ絶頂の余韻に浸った。
「・・ま・・真中?・・・」
寸刻の後,さつきの意識はようやく,真中の姿を再び捉えた。
いつの間にか浴衣も下着も脱ぎ捨てた真中は,さつきの目の前で全裸で立っていた。
股間には,はちきれんばかりになった男性自身が力強く波打っている。
さつきは軽く息を飲んだ。
「す・・すごい。・・これが,真中の・・・」
さつきは,天井を向かってそそり立つ,真中のペニスを見つめた。
・・これが・・・
最初は驚いたものの,真中のモノだと思えば,次第に愛おしさが心に満ちてくる。
「ね? 真中? ここに座って? 今度はあたしが気持ちよくしてあげる」
にっこり笑って真中を座らせると,さつきは,何のためらいもなく熱く脈打つモノを口の
中に含んでいった。
「さつき・・そんなこと,しなくても・・・」
真中にとって,自分のグロテスクな欲望の象徴を,さつきの口の中に咥えさせるなど考え
られないことだった。
とんでもないことをさせているような気になってくる。
しかし・・・・。
・・おお・・っ・・くっ・・・
戸惑いなど,どうでもよくなってしまいそうなほどの気持ちよさだった。
さつきの唇の中で,ぎんぎんに疼くペニスに,舌が柔らかく絡みつく。
ねっとりと,熔けそうなほど熱いものに包まれる感覚。
・・咥えてもらうのが・・・こんなに気持ちいいなんて・・・
真中が驚くほど,さつきの口の中はとても熱かった。
「んっ・・うんっ・・んっ・・ちゅ・・」
さつきは,うっとりと目を閉じ,妖艶なほどの表情で,ピクピクと動くペニスに熱っぽい
愛撫をくわえていた。
「あたし・・あんまり上手くないと思うけど・・少しでも気持ちよくしてあげたいの。だっ
て・・・真中にとって,初めての女の子になりたいんだもん。・・どんなことでも・・」
そう言って,唇の中で,舌をチロチロと動かしてペニスをなぞってくる。
「どう?・・・真中・・・気持ちいい?・・」
答えるまでもなかった。
欲望剥き出しのペニスに,可愛い唇をつけて愛撫をする美少女の姿への興奮。
全裸で,ヒップを高くした扇情的なポーズ。
うっとりとした表情が,妙にわけもなく真中をそそる。
そして,舌の動きを感じる毎に,ズキズキと疼くペニスの快感。
そんな興奮と快感に,真中はイキそうな予感と欲求が込み上げてくる。
「さつきっ・・・もうイキそうだ・・もういい・・」
しかし,さつきは口を離さない。
かえって嬉しそうな顔をして,更に熱を込め,くちゅくちゅと音を立てて愛撫を続ける。
「うぅん・・・いいの。このまま口の中で,イッて・・・」
「そんなこと・・・口の中で出すなんて,さつきを汚すみたいだろ・・・」
「ふふっ,真中って,やっぱり優しいね。でも・・・真中にだったら,いいの」
舌が,ペニスに柔らかく絡みついてくる。
たまらない刺激だった。
真中の股間が,ビクンと一際大きく脈を打ち,イク寸前の腰の痺れが神経を走る。
考える余裕は,もうなかった。
「・・ぅっ・・さつき・・っ・・・」
さつきの頭を掴んで腕に抱き,真中は,自分の欲望を放出した。
コクリと喉を鳴らして,口の中のモノを飲み込んださつきは,にっこりとして真中を見上
げる。
「ふふっ,ちょっと苦いね。でも・・・ふーん,これが真中の味なんだぁ・・」
「の,飲んだのか?・・・あんなものを?・・」
驚愕の表情をする真中に,さつきは悪戯っぽく答える。
「うんっ。・・また飲んであげるね。だって・・・」
・・真中は,あたしのものだもん! 東城さんにも渡さない・・・
真中を気遣って,声に出せない言葉を心の中で呟き,四つん這いから真中の太腿の上に
ぺたんと跨って座る。
「だってあたし,真中が大好きなんだもん・・」
口に出してそう答えるさつきは,一点の曇りもなく眩しいほどの笑顔で真中を見つめた。
ズキン・・
真中の心が痛む。
・・さつき・・こんなに正面から言ってくれているのに・・・俺って奴は・・・・
東城や,西野の顔が目に浮かぶ。
しかし,一瞬だけだった。
つい最近まで,真中の心を捉えていた2人の顔は急速に色あせ,遠く過去のものになって
いく。
・・今まで,誰にも決められずに・・・ごめんな・・・
「俺・・さつきが好きだ」
そう口に出して言ってしまうと,実はずいぶん前からそうだったような気がしてくる。
「さつきのことが大好きだ」
もう一度繰り返す。
「ほ,ほんと?」
突然の,信じられない告白だった。
期待できることではないとわかっていいても,夢にまで思い描いていた真中の告白。
丸く大きく見開いたさつきの目が,みるみるうちに潤んでいく。
「あはっ・・私が照れちゃうじゃない。・・ダメ・・あたし,今,きっとデレデレした顔に
なってるからこっち見ないで・・・」
照れ隠しに,目を逸らして下を向いたさつきは,はっとする。
跨って座った自分の股間を,下から押し上げている堅い物体。
真中のモノは,すっかり堅さを取り戻していた。
隆々と盛り上がったペニスは,さつきの秘部に食い込まんばかりの勢いだった。
「真中って・・・いつもこうなの? さっき,私の口でイッたばかりなのに・・」
さつきの驚いた口調に,真中は,少しばつの悪さを感じていた。
・・せっかく,いい雰囲気だったのに・・俺も説得力無いよなあ・・・
告白しているこんなときにまで,ぐぐっと反応してしまう自分の身体が恨めしい。
・・まったく,何で,こんなときに興奮するかなあ・・・
しかし,改めて見るさつきの全裸姿は,やはり,たとえようもなく綺麗だった。
目の前のさつきは,自分の身体を惜しげもなく真中の目に曝している。
華奢な肩。
くっきりと浮き出た鎖骨。
そして,目の前で揺れる果実のような胸とその谷間。
桜色の乳首に目が惹きつけられる。
・・やっぱり,これは・・興奮するなっていう方が無理だ・・・
そんな真中の心の声が聞こえたかのように,さつきがくすりと笑う。
「じゃあ・・・・しよ?」
真中の首に手を回し,さつきは蠱惑的な表情を浮かべた。
さつきのしなやかな手が,真中のモノにそっと触れる。
その瞬間,ビクビクと反応するぺニスに,さつきが驚いた声を上げる。
「すごい・・・。何だか,生きているみたい」
マジマジと真中のモノを見つめたさつきは,直立するペニスを手の平に包む。
細い指が,血管まで浮き出たモノを,優しく上下にさする。
得も言われぬ気持ちよさに,ボーッとなる真中の耳元に,さつきが囁く。
「・・真中のここ,こんなにガチガチ・・・。ね?・・このまま,しよっか・・・」
真中の目の前で,形のよい色白の乳房が揺れる。
息づかいとともに耳の奧に感じるさつきの声は,頭が痺れそうになるほど甘美だった。
真中の肩に手を置いて身体を支えるさつきは,背中を少し反らして腰下の太いモノを自分
の中に手を添えて導いていく。
「ふうっ・・・はっ・・はあっ・・あ,あっ・・んっ・・・」
秘部を押し分け,どこまでもえぐり入ってくるようなペニスに,さつきは声を震わせた。
瞼を閉じ,ゆっくりと細い腰を沈めていく。
やがて男性自身は,完全に根元までその身体に埋め込まれていった。
「ま・・・真中っ・・。あ,あっ・・・」
再び,真中の上に腰を降ろしたさつきだが,その身体は小刻みに震えていた。
楔のように打ち込まれたペニスが,秘部をいっぱいに押し広げ,微かな動きでさえも耐え
られないほどの抵抗感を身体に伝えてくる。
荒れ狂う予感をもった官能の嵐が,さつきの腰全体に渦巻いていた。
・・あ・・あ・・んっ・・ダメ・・。動いたら・・・どうにかなりそうっ・・・
真中を気持ちよくさせてあげようと思っていたさつきだったが,真中のモノを身体に埋め
込んでしまうと,あまりの快感に自分で動くことなどできようもない。
身動きせずに,ただじっと耐えて堪えようとするのだが,荒れ狂おうとする快感にヒク
つく秘部が,勝手に真中のペニスをぎゅっと締め付けてしまう。
「・・あ,あぁ・・んんっ・・」
伏せた睫毛を震わせ,さつきは切なく熱い吐息を漏らした。
・・とうとう・・今,俺は,さつきとしているんだ・・・
さつきの秘部の熱さに包まれ,感激と興奮がいっぱいに膨らんだ真中の胸に,更に奧まで
ペニスを突き入れたい衝動が込み上げてくる。
腰に密着した,柔らかくも弾力のあるヒップがたまらないほど心地いい。
真中は,さつきの細い腰に手を回した。
「さつき・・・凄く・・気持ちよくて・・もう,俺,我慢できない・・・」
触れられた腰がビクッと反応するのにかまわず,ぐっと抱き寄せる。
「いくぞ・・さつき・・・」
その瞬間,さつきの秘部を,上下運動とは違う角度でペニスがえぐる。
「ああぁっ! んんぅぅっ!」
脳天まで突き抜けるような快感が身体を駆け上り,さつきは背を反らして声を上げた。
真中の腰の動きは止まらない。
ヒップを抱え込んだ真中は,さつきの細い腰を前後に揺すり,思うがままに腰を突き入
れる。
「あぁっ!・・・真中っ!・・うぅっ,んっ!・・・」
根元までいっぱいに埋め込んだペニスに体内を掻き回され,さつきは真中の上で腰をくね
らせた。
さつきの上半身には玉のような汗が噴き出し,白くなめらかな肌に美しく光っている。
その胸の膨らみでは,尖ったままの乳首がさつきの身体を艶やかに際立たせている。
真中はさつきを抱きながら,ヌラヌラとした舌を胸全体に這い回らせ,堅くしこった乳首
を口に含んだ。
「はあああぁぁっ!・・・」
さつきの反応が,一際大きくなり,上半身も腰の動きに合わせてくねり動く。
乳首が敏感なさつきにとって,この上ない愛撫だった。
その下半身では,いっぱいに広げられた秘部が,太い幹のようなペニスに何度も何度も擦
り上げられている。
「あっ,ああぁっ!・・・真中っ! 凄いっ! あああっ,ダメぇっ!・・」
いつの間にか周囲のことも忘れ,喘ぎ悶えるさつき。
・・俺のコイツで・・・さつきが,こんなイヤらしい声を上げている・・・
頭の中で何かが爆ぜ,真中は本能の命ずるまま,さつきの身体を貪り続けた。
さつきの全身が,急激に体温を上げていく。
遮二無二,秘部を貫かれ,乳首を舐め刺激され続けたさつきは,もう目の前に絶頂が近づ
いていることを感じた。
・・もう・・・だめ・・イキそうっ・・・・
一際強く,秘部が収縮し,真中のモノを強く咥え込む。
真中は耐えきれなかった。
「うっ・・・さつきっ・・いくぞっ・・・」
真中の声とともに,大きな動きで秘部の再奧まで突き入ってきたペニスが,身体の中で
ビクビクと激しく動く。
「・・あっ,あっ,ああっ,真中あぁぁっ!・・・」
最後のほとばしりまで身体の奧に熱いモノを放たれたことを感じ,さつきもまた,瞬く
間に昇り詰めた。
「真中,真中っ!・・・も,もうっ!・・あ,あ,はああっ・・・あああああぁぁっ!」
裸身を激しく仰け反らせると,身体を突っ張ったまま小さく痙攣させる。
これまでにないほど,強烈な絶頂感に押し上げられたさつきは,真中の腕の中で意識が
遠くなっていくのを感じていた。
翌日。
真中との行為で,温泉に浸かったようにのぼせ上がってしまったさつきは,軽く済むはず
だった風邪を悪化させて寝込んでいた。
真中もまた,さつきを看病し途中まで起きていたが,やはり寝不足でいつの間にか眠って
しまっている。
東城は一人,呟く。
「風邪の北大路さんと,看病していた真中君は当然なのかもしれないけれど・・・でも,
何で,外村君や小宮山君まで死んだように眠っているのかしら・・・。ビデオなんてしっ
かり抱えて離さないし・・・。まるで,みんな揃って徹夜明けみたい。みんな同じくらい
眠っていたはずなのに・・・変ねぇ・・」
知らぬは,大ボケの東城一人だけなのだった。
この後,外村と小宮山は,よからぬ所で秘密裏にビデオ上映会をもち,大儲けをすること
になるのだが,それはまた別の話である。
そして現在。
「ねぇねぇ・・・今日は後ろからがいーい? それとも,またあたしが上になろっか?」
ベッドに腰掛けている真中に,正面から跨って座ったさつきが明るく問いかける。
「おまえなー! 頼むから,そういうことを堂々と言うのはやめろよなー。まったく,おまえ
はいつからそうなったか・・・」
ぶつぶつと不機嫌そうに呟く真中に,さつきは微塵も悪びれる様子がない。
それどころか,ちょっと悪戯っぽい目で,相変わらず明るく笑いかける。
「怒っちゃって,どーしたの? やーねぇ,照れない,照れない,ね? 機嫌なおして?ダー
リン!・・・大好きっ・・」
真中の背中に手を回して,ギュッと抱きつく。
さつきの髪の香りが,ふわっと舞い,真中の鼻腔を心地よくくすぐる。
「やれやれ・・」
嘆息をつきながら,真中は胸に温かいものが満ちてくるのを感じていた。
・・こいつ・・いつも,こうだもんな。この調子でこられたら,やっぱ怒れないよなぁ・・・
まあ,いっか・・・
心の中でなおも呟きながら,あることに気づいて真中は苦笑する。
・・あぁ・・・そういえば,こいつは最初からこういう奴だったっけな・・・
真中とさつきの夏は,まだまだこれから始まるのだった。
終
風俗 デリヘル SMクラブ