「つかさの冬」3.決心
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第1回


・・どこか・・どこかに隠れないとっ・・・
 つかさは,次第に,男たちに捕まることがどういうことなのか分かりかけていた。
 男たちは,ただ余興に,鬼ごっこというゲームを楽しんでいるのではない。
 捕まえて,イヤらしいことをするというスリルと興奮を味わっているのだ。
 言うなれば,校舎という森の中で,男たちは『狩り』をしているのだった。
 つかさという美少女を『獲物』に。

・・口の中が気持ち悪い・・・どこか・・
 しかし,口の中のモノを漏らすわけにはいかなかった。
 痕跡を辿られては,元も子もない。
 つかさは,唇をキュッと結んで廊下を走る。
 しかし,真新しい校舎はどこに何があるのか,どこに通じるのか全く分からない。
 足音をなるべく立てないよう,細い脚で柔らかく走っても,すぐそこに親衛隊が待ちかまえている
ような気がする。
「はぁ,はぁ・・」
 動悸が激しい。
 苦しさと緊張に耐えられず,つかさは吐息を漏らした。
・・どこか・・・あっ・・・
 つかさの目の前には,トイレの表示がされたドアがあった。

「はぁ・・ぁっ・・」
 蛇口を捻り,流れ出てきたたっぷりの水を使って,つかさは口の中をすすいだ。
 新鮮な水が口の中を巡り,男の汚らわしいドロドロを流していく。
 何回すすいでも足りた気はしない。
・・でも・・・早く隠れないと・・・
 10回まで捕まっていいとはいっても,もうこれ以上,1回たりとて捕まるのはイヤだった。
 ドアを外に出るのも怖かった。
 つかさは,トイレの個室のドアを開け,中に隠れることにした。

「はぁ・・っ・・」
 蓋をしたままの便器に腰を下ろし,つかさは大きく息をついた。
「淳平くん・・・」
 真中の顔が思い浮かぶ。
・・助けて・・淳平くん・・お願い・・あたし,このままじゃ・・アイツらに汚されてしまうよ・・
 恋しい真中のではなく,汚らわしい男の指でイッてしまった自分の体が恨めしい。
 しかし,それだけではなかった。
 唇に残る,男の形。男の感触。
 忘れようにも忘れられない。
・・あんな男のを・・口に・・・
 つかさは,哀しみに俯いた。

「きゃっ,や,やだっ・・」
 ふと,目を降ろした先,自分の服が大きくはだけたままなのに,つかさは気づいた。
 慌てて,ブラジャーを元に戻す。
・・!?・・・
 次いで,ブラウスのボタンも付け直そうとしたつかさは,トイレの外に男たちが来ているのに気
づき,ハッとした。
 何やら話をしている。
・・お願い・・来ないで・・・通り過ぎて・・・
 手を合わせて祈るつかさを嘲笑うように,男の声がはっきりと聞こえる。
「へへへ・・・つかさちゃん,ここだぜ」
 トイレのドアを開ける音がする。
・・ど,どうしてっ・・・
 ふと,足下に目を留めたつかさは,そこに白い粉が落ちているのに気づいた。
 不意に,嫌な胸騒ぎが湧き起こり,慌てて靴の裏を見る。
 そこは,靴の溝,ところどころに白い粉がこびり付いていた。
・・これは・・・石灰・・・・
 つかさは,全身から力が抜けていくのを感じた。
・・靴の裏に・・・石灰が・・・・
 そう言えば,学校の中に入るとき,入り口の床がとても白かったような気がする。
 つかさは,自分の迂闊さに青ざめた。
 男たちは,廊下に微かに残る石灰の跡を見つけたのだった。
・・どうして・・・こんなことに・・・
 ここは,トイレの個室。逃げ場はない。
 つかさは,自ら袋小路に逃げ込んだのだった。
 血の気がサーッと退いていくのが分かった。

「つかさちゃん,そこにいるのは分かっているんだぜ。ここを開けなよ」
「ドアの上から中に入ってもいいんだけどさ,つかさちゃんに自分で開けて欲しいんだよなあ」
 個室のドアの向こうで,2人の男たちの声がする。
 男たちは,楽しそうに余裕たっぷりだった。
「つかさちゃん,靴の裏を見てみなよ。石灰がついているだろ。つかさちゃんの逃げた先がそれで
分かるようになっているんだ。もちろん,トイレの前にも跡があるんだぜ」
「もうすぐしたら,たくさんここに押し寄せてくるはずだよ。それでもいいのかな?」
「あと,30分・・・何回捕まったのか分からないけどさ,逃げ切りたいんじゃないの? ここに
押し寄せられたら,あっという間にゲームオーバーになっちゃうよ」
 考えたくないことを,突きつけてくる男たち。
 つかさは,諦めにも似た焦燥を感じる。
・・そんなこと分かっているわよ・・・でも,今さらどうにもできないじゃない・・・
 しかし,男の次の言葉に,つかさはハッとする。
「今だったら・・・外の石灰を散らして,分からないようにして上げてもいいんだけどな」
「もちろん,トイレから逃げるのもOKさ。見逃してやるよ」
・・え・・!?・・・・
 つかさは,一瞬,自分の耳を疑った。
・・いや・・そんな都合のいい話・・・あるわけないわ・・何かの聞き間違いよ・・・
 しかし,聞き間違いなどではなかった。
 限りなく・・・過酷な条件付きには違いなかったが。

「嘘だと思っているだろ? 嘘なんかじゃないぜ,なあ?」
 つかさの心の内を読んだように,男たちは話を続ける。
「本当さ。たくさんに押し寄せられたら,せっかくのつかさちゃんの体を,オレたちがゆっくり思
うように楽しむことが出来なくなるだろ」
「オレたちはさ,ゆっくりと,念願のつかさちゃんを楽しみたいんだ。他の奴らなんて関係ないね」
「だからさ,ここを開けてくれたら,外の石灰は散らしといてやるよ。ほんのちょっと体を触らせ
てくれたら,他の奴らが気づかないうちに逃がしてやるからさ」
 男たちは,言っている内容の残酷さとは裏腹に,優しげな声を出した。
・・そ・・そういうことなの・・・
 続けられた話は,つかさを改めて奈落の底に突き落とすような内容だった。
「ひ,酷い・・・そんなこと・・・」
 ここから,一時しのぎに逃げ出すために体を自由にさせるなんて,そんなこと了承できるわけが
ない。
 しかし,男たちの突きつける現実は,あまりにも非情だった。
「でもさ,もうすぐしたら,たくさんの男どもがココを見つけるぜ。そしたら,つかさちゃん・・
どうなると思う?」
「みんな,つかさちゃん目当てに集まった親衛隊の連中だからな・・・きっと,グチャグチャに犯
されるだろうなあ」
「い,いやっ・・言わないでっ・・」
 つかさは耳を塞いだ。
・・でも・・・でも・・・
 それしかないことも,心の奥底では分かっていた。

 男たちの声には,次第に力が込もり始めている。
 究極の選択を迫る声は,こちらの方がいいぞと甘く誘ってくるようだった。
「つかさちゃんのこと,犯しはしないって。それが心配なんだろ? それだけは約束していいぜ」
「ああ,本当だ。触らせてくれるだけでいいんだ。恋い焦がれたつかさちゃんの体なんだ。それだけ
で十分なんだって」
 それであればいいというわけではない。
 しかし,確かにそれが一番の心配であり,男たちの最大の譲歩であるのは間違いがないことのよう
に思える。
 つかさは,覚悟を決めようとしていた。
・・ゴメンなさい・・・淳平くん・・・あたし・・淳平くんのこの体を・・自分から・・
 大きく息を吸う。
 両手を握り締めた。
「ほ,本当ね・・・?」
 つかさは,震える声を絞り出した。


第2回


「あ・・・ん・っ・・う・・・ぅ・・」
 漏れそうになる声を懸命に殺すつかさの胸に,男たちがむしゃぶりついている。
 乳房の膨らみの部分だけ,ブラウスを左右に広げられた胸。
 ブラジャーは再び上にたくし上げられ,ふっくらとしたお椀型の形よい乳房に,男たちはベタッ
と舌を這わす。
「つかさちゃんの乳首,綺麗なピンク色しているんだね。可愛いよ」
 再びドアを閉めたトイレの個室の中,壁につかさの背を押しつけ,小さな乳首の先端をチロチロ
と舌先で嬲る。
 絹のように白い乳房を柔らかく揉みながら,焦らすように乳首を刺激する絶妙な舌遣い。
 その舌の動きから与えられる刺激に,つかさは内心,動揺を感じていた。
・・この人たちの舌・・やだ・・敏感なところを・・でも,どうして・・あ・・ダメ・・
 ピチャピチャと,舌先に乳首を突き転がされ,ピリッとした刺激が上体に奔る。
「あ,くぅ・・っ・・」
 与えられる刺激に,体の奥が熱くなろうとしている。
・・ダメ・・反応しちゃダメ・・無理矢理こんなことをされているのに・・・耐えなきゃ・・
 つかさは,天井を向いて喘いだ。
 望まない行為であるにもかかわらず,勝手に反応していこうとする自分の体に,裏切られたよう
な気分が込み上げてくる。
「くぅ・・んっ・・」
 乳首が吸われる。
 つかさは,唇を噛んだ。

「つかさちゃんって,胸が敏感なんだな。ちょっと舐められただけで,乳首を・・ほら,こんなに
勃たせちゃって・・・ふふふっ・・気持ちよくなるのを,一生懸命に耐えている顔というのは色っ
ぽいぜ。そんなに気持ちイイのかい? それとも,オレたちが上手いのかな?」
「仕方ないよなあ,つかさちゃん。つかさちゃんだって女の子なんだから,エッチなことをされれ
ば,気持ちよくなってしまうよなあ? だいたいオレたちのテクニックにかかったら,我慢できる
わけねぇって。ほら,我慢せずに好きなだけ感じなよ」
 ニヤニヤと笑う男たちに,つかさはカーッと頭に血を上らせた。
 抑えていた胸の内を,見透かされたような気がする。
「何を言ってるのっ・・・こんなの・・こんなの,気持ちよくなんか・・・」
 慌てて否定する声に,男たちはますますニヤついた顔を向けた。
「へーぇ,そうなんだ。彼氏じゃなきゃ,感じたりしないというわけ?」
「そ・・そうよ・・・」
「そうかい? それじゃあ,ちょっと確かめさせてもらおうか・・」
「な,何を・・・」
 つかさの目に,男は不気味さをいっそう濃くしたように見える。
「そりゃあ決まっているだろ? つかさちゃんが,オレたちのテクニックなんかじゃ,感じたりなん
かしないのかどうかをさ!」
「立派な彼女は,どんなイヤらしいことをされても,感じたりなんかしないということを証明して
くれよ。ぜひ,オレたちにさ!」
 片脚が持ち上げられ,股間が開かされていく。
 壁に押しつけられた背の下で,スカートが捲れ上がった。
「おぉぅっ! つかさちゃんのオシャレなパンティ!」
 男たちの,イヤらしく歪んだ顔が近づいてくる。
・・あぁ・・淳平くん・・・お願い・・助けて・・・
 つかさは,顔を背け,目を瞑った。


 甘いマスクと,筋肉質の精悍な体つき。
 親衛隊の中でも,抜きん出た容姿で目を惹くこの男たちは,外見からは想像も出来ないほどの邪悪
さを持ち合わせていた。
 女性の警戒を解く涼しげな笑顔を浮かべ,言葉巧みに目をつけた女に近寄っては,時には強引に
押し倒し陵辱の限りを尽くす。
 しかも,ただ犯すだけではなく,決して訴え出られないまでに徹底して女性を辱める。
 媚薬や道具を使った男たちに,一晩中体を探られ続け,数え切れないほど絶頂に追い上げられ,
またその様子をビデオで見せつけられては,女の方とて訴え出られるものではない。
「ほら,これを見てごらんよ。アンタの方から腰を振っているんだぜ。これでもまだ,自分は無理
矢理に犯されたと言えるのかい?」
 そう言われては,女たちは赤面して俯くしかなかった。
 男たちは,より美形な女が街にいると知るや徹底して探し出し,淫技ともいえるテクニックで陵
辱し,エスカレートしていく欲望を満たした。
 そんな男たちが,輝かんばかりのルックスを持つ,西野つかさという美少女に目をつけたのは,
ある意味必然だった。
 しかし,闇雲にモノにするのは,危険だった。
 現に,一年前につかさを襲った二人組の男たちは,自慢げに吹聴していたことが命取りになって
いる。
・・奴らは『自分もしたいのに』という親衛隊連中の嫉妬を買っただけだったからな・・・一番望ん
でいる餌が約束されれば・・所詮はこの連中も・・・
 加入した親衛隊の中で,今回のことを扇動するまでに時間は必要ではなかった。


「あくっ・・・」
 股間の中心で蠢く指に,つかさは思わず小さな声を上げた。
 押し上げられた片膝の付け根には,可愛い下着が覗き,股間を白く彩って男たちの目を楽しませ
ている。
 しかし,その可憐なパンティには,今やナメクジのような指が貼り付いている。
 指が少し動くだけで,つかさの太腿は引きつったように小さく痙攣する。
「美味しいよ,つかさちゃんの体・・・こりゃ,あんな真中なんかのものにしておくには,もったい
ないというもんだぜ・・」
 股間に押し当てた指をゆっくりと動かし,つかさの『女』を味わい楽しみながら,男たちは,瑞々
しい上半身と下半身それぞれに顔を埋めていた。

「首筋って,女の子が弱いところなんだよな・・・つかさちゃんはどうかなぁ?」
 白く細い首筋に熱い息が吹きかけられ,ベタッと押しつけられた舌が,ベロベロと耳元まで這い
上がってくる。
「ぁっ・・・んくっ!・・ぅぅ・・っ・・」
 なま温かく濡れた舌の感触に,全身が震えた。
「首だけじゃないよなぁ。こっちだって気持ちいいだろ? このラインは,結構感じるはずだぜ」
 足下にしゃがみ込んでいる男が,捲れ上がったスカートの奥まで顔を突っ込んで,太腿を舐め回
してくる。
 押し上げられた膝裏をくすぐり,太腿の裏側に触れてくる舌のイヤらしさが堪らなかった。
「い・・・いや・・そんな・・ところ・・・ぁっ・・ん」
「ほら・・感じるだろ? 可愛い声が聞こえたよ。もっと舐めてやろうか」
「エッチなことされるのって気持ちいいだろ? 堪らないか?」
 耳元に囁かれる言葉までが,つかさをイヤらしく責め嬲る。
「そんなことっ・・くっ・・・ない・・わっ・・」
 頬を染めて喘ぎつつも,懸命に抗おうとする美少女の姿は被虐美に満ち,男たちを,いっそうの
強い欲望に誘い込んでしまう。
「ふふふっ,無理しない,無理しない。ほれ,もっとしてやるよ」
「女の子って,全身が性感帯なんだぜ。そのことを,たっぷりと教えてやるよ。ココと乳首を刺激
されながら,体中を撫でられると・・・つかさちゃんは,どうなるのかな?」
「はっ,あっ・・いやっ・・やめてっ・・・ん・・くぅんっ・・」
 ブラウスの裾が引き出され,服の中に手が潜り込んでくる。
 太腿を舐める舌は,脚の付け根まで這い進んでくる。
 女の体を感じさせようとする指や舌の動きは,この上ないほど巧みだった。

「んぅぅ・・く・・くっ・・・うぅっ・・・」
 乳首が咥えられている。
 股間の小さな窪みをなぞりながら,男たちの愛撫が体中に伝えられる。
 闇雲に欲望に任せて秘部を触るのではなく,『女』の形を指先で確かめるようなソフトな動き。
「あっ・・・はっ・・はぁっ・・」
 素肌に伝わってくる,ぞくっとした妖しいざわめきが抑えられない。
 息も荒く喘ぐつかさの脳裏に,一瞬,なぜか真中の顔が思い浮かんだ。
・・淳平くんっ・・・
 哀しくなるほどの想いは,しかし,あくまで一瞬でしかなかった。
「ひっ・・ひあぁっ・・」
 背中を撫で上げられる感覚に,びくっと上体が反り返る。
「こんなところが感じるなんて,知らなかったんじゃないの? ほら・・つかさちゃんの好きなココ
と一緒に責められると・・・ふふふ・・もっと感じるんだせ」
 執拗に乳首が責め立てられ,勃起させられた先端を摘まれる。
「くっ・・うぅんっ・・」
 乳首を中心に襲ってきた,ぞくぞくとした震え。
 つかさは男の肩を強く掴んだ。
・・どうしてっ・・あたしの体なのに・・体が勝手にっ・・・こんな男たちの・・思い通りに反応
しちゃうっ・・
 恋人である真中に抱かれ,快感を覚え始めた体は,皮肉なことに男たちのテクニックを凝らした
淫技に,切なく反応を返してしまう。
 太腿の付け根部分,磯鶏部を下着のラインに沿って焦らすように舐める舌・・・
 秘部の表面を,軽くしか触れてこない多数の指・・・
 背中や首筋をはじめ,体中をくまなくさわさわと愛撫する手や唇・・・
 そして,左右の乳首への愛撫は,決して弛められることなく,強く弱く変化をつけて舌や指に嬲
られ続けている。
・・いや・・いや・・・こんなイヤらしいこと・・・いや・・・
 つかさは,そう思うことで,何とか踏みとどまろうとした。
 しかし,中途半端にしか与えられない快感は,逆につかさの性感を高めていく。
 もどかしさに焦れる疼きは誤魔化しようもなく,つかさの若く敏感な肢体を否応なく蕩けさせて
いく。

「ん,んぅっ・・・はっ,はぁっ・・」
 体がどうしようもなく熱かった。
 指先が,薄布に浮かび上がった小さな縦の窪みを押し分け,奥まで擦り上げてくる。
 擦り上げられる度,腰には甘美な痺れがビリビリと奔った。
「もう・・もうやめて・・・許して・・お願い」
 柔らかな股間の膨らみをクニュクニュとこね回され,つかさは顔を左右に振って喘いだ。
 男たちは,ほくそ笑む。
「俺たちの指が,ココを触ってるの分かるだろ? 腰をクネクネさせちゃって・・・やっぱり,ココ
を触られるのは恥ずかしいんだ,つかさちゃん。それとも・・・感じてしまったのかな?」
「いやいや,そんなわけがないよな,つかさちゃん。彼でもない男に感じたりしないんだろ?」
「そんなの・・・・当たり前・・・よ・・」
 悔しそうな顔をしながらも,男たちの顔を正視することができない。
 男たちは,楽しそうにつかさの股間を弄ぶ。
「でもなぁ,くくくっ・・何だかパンティが,さっきからヌルヌルしているんだけどなあ・・実は,
この内側は濡れまくってるんじゃないの? つかさちゃんのイヤらしい蜜でさ」
「何をっ・・・」
「へぇー,それが本当だったら,彼氏に対する裏切りじゃないの? 確かめてみようか」
「ち,違うわっ・・やめてっ,違うんだからっ」
 慌てたつかさだったが,身をよじる余裕もなかった。
 押さえ込まれて抵抗することもできず,パンティの脇は横にずらされ,つかさの秘裂は余すところ
無く男たちの目に露わにされてしまう。
 内側から溢れかえったトロトロとした蜜で,そこら中を濡れ光らせている花びら。
 男の舌なめずりする音が聞こえる。
「やっぱり,グチャグチャに濡れてるんじゃねぇか・・・奥まで,確かめてやるよ」
「きゃああああぁっ!」
 しゃがみ込んでいた男が,待ちかねたように唇をソコに押しつけてきた。
 舌で秘裂を割り,ジュルジュルと音を立てて溢れる蜜を啜り上げる。
「やめて,やめてっ,ひあぁっ,きゃああぁぅっ!」
 焦らしに焦らされ,高められるだけ高められたつかさの性感は,一気に弾けた。

「やめてっ,いやっ,いやあぁーっ!」
 つかさは,羞恥と強烈な快感に真っ赤に顔を染め,体をばたつかせて悶えた。
「くくくっ・・おい,今度はオレに替われよ」
「美味いぜぇ,つかさちゃんのココ。真中にも,こんな風によくされてたんだろ? じゃあ,オレ
たちにも味わわせてくれよな」
 男たちは代わる代わる,細くくびれた腰をガッチリと抱えて,舌を秘裂に入れ込む。
 軟らかな舌の侵入に,つかさの秘部は後から後からヌルつく蜜液を奥から溢れさせる。
・・違う・・・淳平くんは・・淳平くんは,そんなんじゃないわっ・・・
 体がドロドロと熔けていきそうな快楽を味わわされ,悲鳴に似た声を上げながら,つかさは心の
中で途切れ途切れに呟いた。

 経験がないわけではなかった。
 しかし,つかさは,真中とベッドで愛し合ったときでさえ,ここまでのことをしたことがない。
 いや,させたことがなかった。
 そんなところを見られるというだけでも恥ずかしいのに,舌で舐められるなんて・・・
 そう思うつかさは,真中がソコに顔を埋めたとき,そのあまりのイヤらしさと恥ずかしさに涙を
流したものだった。
 つかさの瞳いっぱいに湛えられた涙に,広げた両脚から顔を上げた真中は驚いていた。
 それ以来,真中は堪らなそうにしながらも,ソフトな舌遣いでそっとソコに触れてくるだけで我慢
してくれている。
 真中のそんな姿に,つかさはたとえようもない愛しさと幸福感を感じていた。
 それなのに・・・

「へへへへ・・・美味いなぁ,つかさちゃんのココは。もっともっと奥まで舌を入れてやるから,
可愛い声で派手にヨガってくれよ」
 男たちはつかさのソコを指で広げ,硬く尖らせた舌で,小さな入り口を強引に押し広げてくる。
 舌が内部を掻き回し,溢れ出る蜜液をすくい取る。
「いやああぁーっ,やめてぇぇっ,こんなの,こんなのいやあぁーっ」
 つかさは,戸惑いと罪悪感に囚われ,男たちの無理矢理な愛撫に身を震わせた。
・・舌が・・あたしを広げて・・あぁっ,中でうねってるっ・・なに,これっ・・こんなに・・こん
なに感じるなんてっ・・・じゅ,淳平くんっ・・いやあぁっ・・・
 罪悪感が強いほど・・・羞恥心が強くなるほど・・・つかさの体は敏感な反応を示してしまう。
 つかさは,恋人にではなく,欲望を滾らせた男たちによって,女の官能というものを存分に思い
知らされていた。

「はぁ・・はぁ・・・」
 つかさの体に,絶頂のさざ波が押し寄せてくる。
「舌でされるのって,恥ずかしくて感じてしまうだろ? 彼氏でもない男にこういうことされるの
は,どんな気分だい? 気持ちよかったら,イッちゃってもいいんだぜ」
 男たちの思惑通り,どんなに耐えても,もう無駄だという予感があった。
 もう,すぐそこにきている・・・
・・やだ・・やだ・・もう・・イッちゃうぅ・・っ・・こんな男に感じさせられて・・舐められて
イカされるなんてっ・・・い,いやぁ・・・
 体が硬直する。
 つかさは,両手を握り締めた。
・・イ・・イク・・・ 
しかし,その瞬間,すーっと男の愛撫は離れていく。
「え・・・?」
 訳が分からず,呆けたようなつかさの顔に,男たちは意地悪く囁いた。
「どうしたんだい? ふふふっ,つかさちゃん。何か不満だった?」
「な,何でもない・・わ・・」
 つかさは,奥歯を噛み締めて,行き場を失った疼きに耐えた。
 これが「責め」の一つであることは明白だった。
 しかし,平静を装って答えながらも,乳首を摘み転がす責めに,どうしても声が揺らいでしまう。
「どうしたの? 声が震えているよ・・・ふふふっ,おい,今度はオレに替わってくれよ」
「へへへ・・・グチョグチョだぜ」
 再び,股間に顔が埋められる。
「あぁっ・・・くうぅっ」
 舌が秘裂をえぐり,中に入ってくる。
 つかさの顎が上を向く。
 絶頂を迎え損なった体は,焦げるような官能の炎にいとも簡単に戦慄き始めた。

・・どうしてっ・・感じたく・・ない・・のにっ・・・
 つかさの意志を裏切り,高みに昇り詰めていこうとする体。
 耐えれば耐えるほど,狂おしく火照った体は,激しく燃え上がろうとする。
・・だめ・・っ・・このままじゃ・・・あたし・・あたし・・・変になっちゃうぅっ・・
 しかし,どうしようもない。
 二人の男による舌責めは,つかさの想像を遙かに超えた快感を掘り起こしてくる。
「ん? ココに何かあるなぁ? これは何かなぁ?」
「んううぅぅっ!」
 声と共に,つかさの最も敏感な部分に,軟らかく熱い触手のような舌が絡み付いてきた。
 その丸く小さな膨らみを唇に含まれ,舌先で突き転がされる。
「はあっ,あぁぅっ!・・く,くうぅ・・っ」
 腰から背筋にかけて,ビリビリと電気のようなものが駆け巡った。
 脳にまで突き抜けるかのような悦楽の痺れ。
 つかさの上体が反り,小振りな乳房がプルンと揺れる。
・・も・・もう・・だめ・・・
 まさに,絶頂に達しようとしたその瞬間。
「う・・んっ・・・・」
 男たちの責めは,つかさの体からあっけないほど簡単に離れていく。
 つかさを高みに押し上げる力は,またしても寸前で遮断された。
「駄目だよ,つかさちゃん。ふふふっ・・・こんなことでは,イカせてはやれないなあ」
 男たちは,悪魔のような含み笑いを漏らした。
「はぁっ・・はぁっ・・んんぅっ・・はぁっ・・」
 息も絶え絶えに,苦しそうに喘ぐつかさが見たもの。
 それは,ズボンを脱ぎ捨て,股間のモノを剥き出しにした男たちの姿だった。

 その光景は,あり得ないはずだった。
「はっ・・な,何をっ・・」
 身構えたつかさの体を後ろから抱きかかえた男が,一気にパンティを引き下ろす。
 前に回った男は,つかさの両腕を取り,揺れる乳房の先端にチロチロと舌を這わす。
「やあああぁっ! 何をするのっ!」
「つかさちゃんは,こっちの方でイカせてやるよ。もう,堪らなくなってるんだろ?」
「そんなっ・・・約束が違うっ」
「正直になろうぜ? 約束だなんて言ったって,つかさちゃんの体は,こういうことされるのに悦び
まくってるじゃないか。ほら,シテ欲しいんだろ?」
「そんなことっ,違うわっ!」
「言葉で嫌がっていても,ココはこんなに濡れているんだぜ? ほら,こんなにエロい尻してオレ
たちを誘っているくせによ。コイツを咥えさせてやるよ・・・そら,いくぜ」
「あっ,ぁっ・・いやっ! やああぁぁっ!」
 秘裂に押し当てられた,灼熱の怒張が花びらを掻き分け,小さな入り口に侵入を始める。
 腰に強烈な圧迫感が奔った。
 しかし,拒絶の言葉とは裏腹に,つかさの秘部は,弓なりの怒張をヌルヌルと呑み込んでいく。
 まるで今まで待ち望んでいたかのように,埋められていく男根をギュッと締め付けて。

・・ああぁっ! 入ってくるっ・・入れられちゃうっ・・・いやあぁっ!・・・
 ガクガクと脚が震える。
「はっ・・かはっ・・くっ・・はあぁ・・ぁぅっ」
 侵入してくる圧迫感に,声が出ない。
 ゆっくりと押し広げられ,奥まで・・・更に奥まで犯されていく実感が体を通して分かる。
 男の欲望に貫かれ,征服させられようとしている事実に,つかさは震えた。
 そして,とうとう・・・ツンと上を向いたヒップの先端に,男の腰が密着した。

「ほら・・・根元まで入ったぜ。ふふふっ,分かるだろ? オレたち一つになったんだぜ」
「んううぅ・・・」
 灼熱のような熱い男根が,つかさの秘部を貫いている。
 体内を駆け巡る,嵐の予感のような感覚に,つかさは眉を切なく寄せた。
 男は恍惚の表情で,その紅く染まった耳元に囁く。
「つかさちゃんのココ,気持ちいいぜぇ・・・。親衛隊にいたときから・・いや,その前からずっ
と,目をつけていたんだ。つかさちゃんを裸に剥いて,メチャメチャにしてやるつもりで親衛隊に
入っていたんだぜぇ,オレたちはさ」
「え・・」
「おや? 何だか,親衛隊にこんなことされるなんて思っても見なかったような顔だね。でもさ,
教えといてやるけど,親衛隊なんてみんな,つかさちゃんを犯しまくることばっかり想像している
んだぜ。いつも,後ろから親衛隊連中に視姦されてたの知らねぇの? スカートの中とか,ブラウ
スやTシャツの中とか盗撮画像だってたくさんあるんだぜ」
「そんな・・・う,うそ・・・・だって・・・」
「ふふふ・・・この体は,連中のお気に入りのオカズになっていたのさ。つかさちゃん,連中の想像
の中で,毎晩,どんなポーズでどんな風に犯されていたんだろうなあ?」
 ショックを隠せないでいるつかさの裸の胸に,男は手を這わせた。
 小振りながらプルンとした形の良い乳房を,丸い形に沿って撫で回し,柔らかく揉む。
 それと同時に,後ろからは,根元まで埋まった怒張が,体内で甘美な振動を与えてくる。
「あっ・・ぁん!・・うぅ・・っ・・ん!・・・いや・・動かないで・・触れないで・・」
「真中とイチャつくところを見せつけられるだけというのは,辛かったぜぇ・・・」
 睫毛を伏せ,熱い息を吐くつかさに,男たちは征服欲を掻き立てられる。
「今日は,たっぷりと満足させてもらうからな・・・つかさちゃん」
 つかさの秘部を味わうペニスで,最深部をグリグリと掻き回してやる。
 絹のような瑞々しい滑らかさと,透けるような白さを感じさせる左右の胸の膨らみには,およそ
似つかわしくない赤黒い舌先がクネクネと絡み付いていた。

 ヌルヌルとした透明な液体で濡れ光るペニスが,女性美を醸し出すヒップから先端部まで引き抜
かれ,再び根元まで呑み込まれていく。
「そう言えば,石田がこの乳首を吸いたがっていたよな・・つかさちゃんの可愛い胸をチュウチュウ
してやりてぇとか言ってよ・・・森本は,つかさちゃんの口にコイツを咥えさせてやりたがっていた
な・・・・くくくっ,結構,オレたち盛り上がってたんだぜぇ・・この体を肴にさ」
「いやっ・・・んっ・・動かないで・・お願いっ・・は・あんっ・・」
 絶頂を迎えられずに,性感を高められるだけ高められた体は,男の軽い律動だけで悲鳴を上げて
いた。
「動かれると・・どうなるのかな? 感じちゃうのかな? それじゃあ,こういうのはどうだい?」
 大きく男の腰が離れた。
 次いで,力強い動きで,ズンと一気にヒップまで押し込まれる。
 体重のかけられた,大きな衝撃だった。
 体の内部までに到達する衝撃。
 文字通り,体を貫かれるような熱く重たい感覚に,つかさの体が跳ね上がる。
「ひあああぁっ!!」
「どうだい? これが好きか? こんなの,真中じゃ味わえなかっただろ? まだまだ,くらわし
てやるよ。イクまでな・・いったい何回,耐えられるかな?」
「い,いやっ・・くううぅんっ!!」
「ほら,次だっ,いくぜっ」
「やめてぇっ・・・はあああぁっ!!」
 跳ね上がる体にかまわず,細い腰を両手で掴んで,一気に引き寄せる。
 その度に,つかさの紅い唇から悲鳴が上がり,乳房が前後に揺れた。
 急激に体温が上昇し,噴き出て流れ落ちた汗が,純白のブラジャーを濡らす。
・・だめ・・・こんな・・凄いの・・・凄すぎて,もう耐えられないっ・・・
 つかさは,ただ数回の律動だけで,たちまちのうちに限界まで昇り詰めていくのを感じた。
「あたし・・違う,違うっ・・・感じてなんかっ・・あぁっ!・・・いやあああぁぁーーっ!!」
 何かに対して言い訳をするかのように宙を見上げ,つかさは四肢をピーンと硬直させた。

 男から放たれた白い飛沫が,つかさのはだけた服を汚している。
「ああっ! んんうぅぅっ!」
「さあさあ,オレのことも,ちゃんと満足させてくれよな。ほら,もっと声を出せよ」
 つかさは,休む間もなく,連続して男に犯されていた。
 男は卑劣さを誇るように,興奮に歪んだ顔でつかさの耳をベロベロと舐め回す。
「オレたちみんなで,つかさちゃんをレイプする機会をうかがっていたの,知ってたかい? 今日
のために場所まで探したんだぜ・・・今日は,最高だよ,つかさちゃん」
「オレたちのところに,つかさちゃんを連れてきてくれるなんてさ,真中もご苦労なことだぜ。ま
さか自分の彼女が,こんなことされるなんて思いもしなかっただろうなあ?」
「ひどい・・・」
 つかさの瞳から,流れ落ちる涙が頬を濡らす。
 その涙の滴に舌を這わせて舐め取りながら,男は左右の乳首を摘んだ。
「何とでも言いなよ。でも,ほら・・・体の方はこんなに正直に悦んでいるんだぜ? あんな真中
なんかのより,ずっと感じるだろ?」
 後ろから,思い知らせてやるとばかりに,大きな動きでペニスを深々と突き込む。
 つかさから,甲高い悲鳴が漏れた。
・・感じちゃだめ・・・感じちゃだめ・・・だめよ・・こんな酷い男たちに・・レイプされてるの
に感じてしまうなんて・・・絶対だめっ・・・
 自分に言い聞かせるように,呪文のように言葉を繰り返してみても,体はまるで言うことを聞い
てくれなかった。

「あっ!・・あ,んっ!・・うん!・・」
 つかさの朱色の唇からは,ペニスの責めに合わせ,切羽詰まった声が切なく流れてくる。
 前後から挟まれた体を弄ばれる続け,つかさの全身は蕩けるような快楽に包まれていた。
 女の体をよく知る男たちには,つかさのそんな様子が,肌を通して手に取るようによく分かる。
「真中なんかとは,こんなに激しいのは経験したことないだろ。凄いか? 最高だろ?」
「何なら場所を変えて,ベッドの上で一日中,愛してやってもいいんだぜ。これからずっと,オレ
たちのモノにしてやろうか?」
 男たちは,ことさらに,つかさを辱めようとする。
 それは,つまり,真中への嫉妬だった。
 真中に嫉妬するあまり,自分の欲望をすべてぶつけ,淫らな仕打ちにつかさを身悶えさせようと
する。
 真中だけに許したであろう姿,秘められた場所を徹底的に探り,味わい,嬲ろうとする。
 しかし,度重なる真中への侮辱に,つかさは怒りが我慢できなくなっていた。
・・淳平くんを・・・侮辱することだけは・・・絶対に許さない・・・
 体を自由にされながら,つかさは必死に気を奮い立たせる。
「だ,誰が,あんたたちのモノなんかに・・・」
 犯されながら,つかさは昂然と怒気に顔を赤くして,鋭く男たちを睨んだ。

「あたし・・んっ!・・・あ,あんたたちみたいなタイプが一番キライ・・なの・・・くぅ!・・
んっ!・・淳平くんとは・・ぁっ!・・全然・・比べものにならないわ・・」
 強気な態度を見せつけるように,つかさの眉は流麗なラインを描く。
 ヒップからグチャグチャと突き込まれながら,凛々しささえ感じる美少女の表情。
「頑張るねぇ・・・そういう女の子って,好きだぜ」
 男たちの目に,険悪な光が灯った。

「つかさちゃんの奧,凄く熱くてドロドロになっているぜ・・・こんな可愛い顔して,無理矢理,
犯されるのが好きだなんてなあ・・」
 奥深くまで侵入した怒張の先端が,つかさの体内をグチャグチャに掻き混ぜながら,熱く濡れた
内壁までも擦り上げる。
「ほら,正直に言えよ・・・真中なんかのより,こっちの方がずっとイイってよ」
 嫉妬の炎は,男たち自身,想像していなかったほどの様相で燃え上がっていた。
・・真中の方がイイだと? くそっ・・オレの味を,忘れられなくなるほど教え込んでやる・・
 男は激情のままに腰を動かし,激しくそしてより巧みに,つかさの体内にペニスを突き入れる。
「そんなに言うんなら,もっと激しくしてやるよ。オレの味をたっぷり教えてやる。ほら,イヤとか
何とか言いながら,つかさちゃんって,本当はこういうのが好きなんだろ」
「はあぁ!・・ぁぁ・・」
 細い顎を天に向け,熱い息を吐く美少女の艶姿は,男たちの欲情をいっそう煽る。

「へへへ,ほら見ろ・・・無理するなって。そら・・・ココも一緒に触ってやる」
「はあぁぁ・・ぁっ」
 淫らな蜜を滴らせる花びらを指で掻き分け,小さな珠を触れられると,もうそれだけでつかさは
今にもイキそうな声を漏らした。
 秘裂いっぱいに埋め込んだペニスを,激しく前後に動かしながら,男は指の腹で珠の表面を撫で
回し,転がす。
「ほら・・・犯されながらココを触られるのは堪らねぇだろ? 真中じゃ,こんなテクニックは味
わえないだろ」
「くうぅぅん・・・」
 腰がブルブルと小刻みに震え,つかさの喉の奥から,高い声が小さく吐息と共に漏れた。
・・だめ,だめっ・・ソコはいやっ・・ソコを触られるとっ・・・あぁっ,いやあ・・
 しかし,逃げ場はない。
 後ろからはペニスを突き入れられ,前からは最も感じる部分を指で触られ続け,つかさはついに
絶頂を迎えさせられる。
「じゅ・・淳平くんを・・・最低の,あんたたちなんかと・・・く,比べないで・・・んっ!・・
く!・・あんたたちなんか・・人間のクズじゃないの・・・うぅ!・・ん!・・っ・・」
 それが,つかさにできた,精一杯の抵抗だった。
「はっ,あっ・・んっ!・・また・・・また・・・だめ・・・ああああああーーーっ」
 背を美しく仰け反らせて,つかさは体からガックリと力を抜かした。
 楽しげな男の声が,背中からかけられる。
「よし,じゃ,オレもイクぜ・・・そのエロい尻に出してやるっ・・」
 つかさは,薄く白くなっていく思考の中,ヒップに熱い液体が放たれるのを感じていた。


 続く 動画 アダルト動画 ライブチャット